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◆ 広報おきなわ8月号(No.398)
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サンゴ礁の保全 再生活動を評価
「人間力大賞」に金城浩二さん
サンゴの移植・養殖を独学で研究‐沖縄の海を守る
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▲人間力大賞で県内では初のグランプリを獲得した金城浩二さん(右) | 日本青年会議所が地域で輝いている若者たちを表彰する二〇〇七年度「人間力大賞」の表彰式が七月一日、横浜市で開催され、沖縄の海を守ろうとサンゴの養殖に取り組んでいる金城浩二さんが県内で初となるグランプリを獲得。七月九日、市長を訪ね受賞の報告を行った。 一九九八年にエルニーニョ現象で沖縄のサンゴの大規模な白化を目の当たりにしたのをきっかけに独学でサンゴの移植研究を始めていった金城さんは、「小さな頃から海が好きで、沖縄の海に広がっていたサンゴの環境が悪くなっていくうちに人の手でサンゴをよみがえらす必要があると感じた。当初は誰にも理解してもらえず辛かったが、今回このように評価をして頂きありがたい」と受賞の喜びを語った。 今回で二十一回目を迎える人間力大賞には全国から三百五人の応募があり、その中で金城さんの取り組んできたサンゴ礁の保全・再生活動を行うことによる海洋環境の保全及び地球温暖化の防止や、普及啓発活動を通じた環境保護意識の向上などが評価された。 推薦した沖縄青年会議所の松島良也さんは「自分は死ぬまでサンゴに関わっていくという強い意気込みを感じた。一番輝いている人物」と推薦理由を話した。
さまざまな課題解決の契機として
自治公民館長と小中学校長が意見交換 地域と学校の連携を探る
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▲自治公民館長と小中学校長が一堂に会して地域と学校の課題について話し合った | 自治公民館長と小中学校長の意見交換会が七月五日、市中央公民館で開かれ、青少年の豊かな人間性の育成を目指した地域と学校の連携の必要性や考え方を話し合い、課題の解決につなげていこうと活発な意見や提案が挙げられた。 意見交換会では学校側から「子どもに関する地域活動は自治会加入に関わらず全ての子どもを対象にして欲しい。小さな時から地域活動を行うと大人になれば自治会に加入するのでは」との要望に対し、自治公民館長からは「子ども会の活動には安全のため保険をかけている。そのような理由もあるので自治会加入を呼び掛けて欲しい」との現状が報告された。
「沖縄での留学が目指せるのもみなさんのおかげです」
モンゴル出身のサンブーさん 伝統楽器の琴と馬頭琴でお礼
―あげだ児童館でミニコンサート― あげだ児童館で六月二十五日、モンゴル出身のサンブー・ウーガンジャルガルさんを招いて「ミニコンサート」が行われた。 サンブーさんは、NPOアジアチャイルドサポートの支援を受け、現在は沖縄市で大学への留学を目指して勉学に励んでいる。 同児童園では二年前に「エコクラブ」を結成し、児童たちがアルミ缶を回収して集めた資金を寄付しており、今回はそのお礼としてサンブーさんによるミニコンサートが開かれた。サンブーさんは「夢であった沖縄で大学への留学が目指せるのもみなさんのお陰です。みなさんも夢を叶えるためにがんばって下さい」と感謝を述べ、モンゴルの伝統楽器である琴と馬頭琴で四曲を披露。子どもたちはその音色に聞き入った。
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▲モンゴルの伝統楽器で奏でられる音楽に聞き入る子どもたち |
▲沖縄での留学を目指しているサンブー・ウーガンジャルガルさん | | |
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