■ 尊重しあい平和の心を大切にするまち
平和事業については、八月一日から始まる平和月間において、戦跡めぐりや沖縄の戦後史の検証、平和の尊さを市民とともに考える市民平和講座を開催するとともに、九月七日の「市民平和の日」記念事業まで平和月間アクションプログラムを推進します。 また、平和学習や平和交流を深めるため、市内各中学校の生徒からなる平和大使を長崎市に派遣するとともに、地域や学校に根ざした草の根平和活動を支援します。
■ 自由・闊達な市民性とチャンプルー文化を発信するまち
文化事業につきましては、「ミュージックタウン音市場」および市内の公共施設などを活用し、「二〇〇七国際児童・青少年演劇フェスティバルおきなわ(キジムナーフェスタ)」を開催します。 また、市民会館駐車場の整備をおこない、市民の利用しやすい文化施設づくりを推進し、文化活動の支援に努めます。 地域の拠点作りの支援については、比屋根地区や中の町地区の学習等供用施設及び久保田自治公民館などの改修工事をおこない、地域の誰もが利用しやすい施設の整備に努めます。 また、自治会の連携強化と活性化にむけ、一区一品活動の支援に取り組みます。
■ 世界にはばたく心豊かな人を育むまち
学校施設の充実については、東部地区における過大規模校の解消を図るため、平成二十年度開校にむけた比屋根小学校の校舎建設工事とあわせて、新エネルギーの活用と環境教育をすすめるため、太陽光発電設備を設置します。 また、美東中学校については、体育館新増改築工事をおこないます。 幼児教育については、多様化するニーズに応じた保育サービスの提供を図るため、二年保育をおこなうとともに、保護者への子育て支援として、預かり保育を市内全幼稚園で実施します。 スポーツコンベンションシティを推進するため、沖縄市立総合運動場の施設整備の一環として、本年度は新たに沖縄市体育館の新増改築に取り組みます。
■ 楽しく・支えあい安心して生活できるまち
市民の福祉活動や男女共同参画社会を推進する拠点としての、(仮称)社会福祉センター・男女共同参画社会センター建設については、用地の取得にむけ、取り組みをすすめます。 こどもたちが元気で逞しく育ち、新しい時代を創造する知恵を育むため、(仮称)こどものまち推進プランを策定します。 保育環境の整備については、昨年度より開催している沖縄市保育懇談会の結果をふまえた市民の保育ニーズに対応する保育の指針となる、(仮称)沖縄市保育充実計画を策定します。 また、待機児童の解消のため、認可保育所増設にむけ、認可外保育施設認可化移行推進事業を実施するとともに、既存認可保育所の定員増をおこないます。 認可外保育施設を利用する児童への支援については、ミルクの支給や健康診断等を実施するとともに、児童援護費を拡充します。 多様化する保育ニーズに対応するため、延長保育、障がい児保育、夜間保育、一時・特定保育、地域子育て支援センター事業等の特別保育事業をおこないます。 また、乳幼児医療費助成事業については、新たに五歳児の入院分まで拡充します。 雇用の促進については、市庁舎内に設置した沖縄市就労支援センターにおいて、一般求職者および障がい者への求人情報の提供や就労相談事務をおこなうとともに、若年者の就職支援を図るため、専修学校等就学奨励補助をおこないます。 防犯対策については、保安灯を設置するとともに、新たにその電気料金の一部を、各自治会に補助します。
■ 国際的な情報通信拠点を形成するまち
情報通信関連産業の集積にむけ、企業誘致を展開するとともに、各種優遇措置による企業支援をおこない、雇用の創出に努めます。 市民の情報活用能力の向上および雇用機会の拡大を図るため、沖縄市テレワークセンターや沖縄市ITワークプラザにおいて、各種IT講座を開催するとともに、国・県などの関係機関がおこなう各種講座の開催を促進します。
■ 力みなぎる産業のリンクを興すまち
本市の地域資源である音楽・芸能文化を活用したまちづくりの拠点となる「ミュージックタウン音市場」がグランドオープンいたします。 本年度は、オープニングセレモニーや?落とし事業等を展開し「音楽のまち・沖縄市」を広く内外に発信するとともに、多彩なイベントとの連動によるにぎわいの創出に努めます。 沖縄全島エイサーまつりを支援するとともに、「エイサーのまち」宣言をおこない、エイサーを活かした観光関連産業の振興や文化交流等、貴重な地域資源であるエイサーの魅力向上に努めます。 農業の振興については、沖縄市アグリビジネス基本計画の見直しをおこない、観光産業とリンクした新事業の創出をめざします。 |