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◆ 広報おきなわ12月号(No.378)

すてきな仲間達(20)
「食べるために生きる」
「生きるために食べる」どちらもすてき!

・料理サークル「ももの会」・

年に一度エプロンを買い揃えているという「ももの会」のメンバーたち
すっかり肌寒くなってきたこの季節、街はイルミネーションで着飾られ、軽快な音楽が響き渡り、早くもクリスマス気分で心が浮き立つ今日この頃、「今年のクリスマスは手作りケーキに挑戦!」と意気込んでいるのは料理サークル「ももの会」(代表・湧川吉子)。二月はキムチ(白菜)、六月は梅干といった、その季節にちなんだ食材を用いた料理からテーブルマナーまで幅広くチャレンジしている同サークルでは、〈「食べるために生きる」「生きるために食べる」どちらもすてき!〉をモットーに年間を通して様々な活動を行っている。平成十三年に働く婦人の家で開催された韓国料理講座を通じて出会い、意気投合した仲間で結成され、毎年二月に行われる婦人の家祭りのバザーに出品されるキムチ(日本人の口に合うように三年がかりで完成した一品)は自慢の作品である。

同サークルの当時の名称は「マンナヨー」(韓国語でまた一緒にご飯を食べようという意味で名付けたらしい)であったが響きがちょっと・・・ということで現在の「ももの会」に改名。〈庶民の花〉というイメージで命名された名称に、「大きなことは考えていません。ささやかな感じがいいんです」と話してくれたが、その和やかな雰囲気がまた魅力でもある。

ヘルシーメニューとは思えない味付けで料理される今晩の夕食。調理後はみんなで楽しく食した
結成当初は「楽しくおいしい食事」を目的としていたが、昨年から健康食を意識し始め、現在は市の食生活改善推進員のアドバイスを受けながらヘルシーメニューを取り入れて「食が健康を支える」をテーマに活動している。とは言うもののやはり当初の目的が「楽しくおいしい食事」であるように、一月の新年会ではイタリア料理の食事会、三月にはバスツアーとささやかな中にも楽しい企画が満載で胸が躍るメンバーたちである。

みなさんも今年のクリスマスは「ももの会」のようにすてきな仲間達とささやかな手作りケーキを作ってみてはいかがですか?
  暮らしのワンポイント
休日は家族に邪魔されずに、ゆっくり読書を楽しんだり、パソコンをいじったりしたい…と、ひそかに考えているお父さんたちも少なくないのでは。

でも、昨今の住宅事情では、子ども部屋の確保だけで手一杯、「お父さん専用の書斎」は夢のままというのが実情ではないでしょうか。そこで提案したいのが、押し入れや部屋の壁面などを利用したコーナー書斎です。

お金をかけられないという人には、押し入れの活用をお勧めします。ふすまを外した押し入れの上段に、カラーボックスや本立てを入れて奥半分を小さな書棚にし、手前半分をデスクとして利用します。

収納スペースに余裕のあるお宅なら、押し入れの中板を外して、中を丸ごと書斎にしてしまう方法もあります。周囲に壁紙を張り、照明を備え付けて、中に小さなデスクや座卓を置きます。この場合は、床面積を広く使えるように、本棚は天井からのつり下げ式のものを設置するといいでしょう。

組み立て式のユニット家具には、さまざまなものが市販されており、これらを利用して部屋の壁面に書斎空間を作る方法もあります。本棚や引き出しなどのパーツをブロックのように積み上げ、そこにライティングボードを組み合わせれば、小さな書斎のできあがりです。

ユニット家具のメリットは、壁面を有効に使える収納力と、必要に応じて簡単に増改築できること。パーツにもいろいろな種類があり、ライティングデスクのほか、パソコン専用デスクを設置するなど、自由な設計が楽しめます。

最近は、通信販売されているものも多いので、雑誌やカタログなどで比較検討してください。
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