練習の成果をお披露目しました

沖縄市老人クラブレクリエーション大会

「頑丈でーびる」を披露する胡屋老人クラブ寿会
▲「頑丈でーびる」を披露する胡屋老人クラブ寿会

 日頃のレク活動の成果を披露発表し、会員間の交流を図ることを目的とし、また、平成二十三年度市老連運営資金造成事業の一環として第三十七回沖縄市老人クラブレクリエーション大会が十二月十四日、沖縄市民会館大ホールで行われた。

 沖縄市老人クラブは、会員の生きがいと健康づくり・仲間づくり活動として歌や踊り等のレクリエーション活動に取り組んでおり、会員は普段よりも練習時間を増やし発表に臨んだ。

 大会は、午前の部・午後の部に分かれ市内約三十余の老人クラブが踊りや寸劇などを披露した。観客も各老人クラブそれぞれの、地域で特色を出した舞台発表を楽しみ、会場は終始和やかな雰囲気に包まれていた。

これからの沖縄市の観光に期待

沖縄市観光振興委員より答申

東門市長へ答申書を提出する仲村会長
▲東門市長へ答申書を提出する仲村会長

 市長から諮問していた、(仮称)沖縄市観光戦略プランの策定について、一月十七日、二度の審議を経て沖縄市観光振興委員会仲村富吉会長より答申された。答申では、沖縄市の特産品等の展示・販売が可能な新たな施設の整備についての検討、沖縄市の魅力の一つである多国籍にわたる食文化を活かした効果的な観光の推進、観光客の受け入れ環境整備として駐車場対策の強化などが提案された。仲村会長は「今回の答申の内容はできれば行うのではなく、必ずやっていただきたい。行政と民間企業、市民が一丸となって沖縄市独自の特色を出しながら本市の観光を盛り上げていかなければ」と意見を述べた。

 東門市長は「新しく推進会議を立ち上げ、関係機関と一般市民をバックアップしながら本市の観光を推進していきたい」と話した。

ヒストリートU

生活圏の目と鼻の先に「毒ガス」が!!

「毒ガスが走った街1971」企画展

 沖縄市民の生活圏の眼と鼻の先にある知花弾薬庫内に「毒ガス」が一万三千トンも貯蔵されていることが発覚したのは一九六九年七月。人道的にも国際法としても使用が禁止されている毒ガスが貯蔵されていることに驚愕した市民や沖縄県民は、政府を厳しく批判し、撤去を求める県民大会もひんぱんに行われた。しかし、移送先や移送ルートの選定など難題が多く、ジョンストン島への移送が完了したのは二年後の一九七一年九月であった。

 その毒ガス移送から四十周年を記念して、ヒストリートU(沖縄市戦後文化資料展示室:沖縄市中央パルミラ通り)で「毒ガスが走った街1971」と題し、写真や資料を展示したパネル展が十一月十九日から一月二十九日まで開催された。パネル展では毒ガス移送時の避難の様子や抗議集会の写真、県内外の新聞記事、関係者の証言資料などが展示され、当時の混乱した様子が如実に伝わる企画展となった。

抗議集会時の写真
▲抗議集会時の写真

当時の市民の混乱した様子が伝わる
▲当時の市民の混乱した様子が伝わる