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思いやりの心を育てる

比屋根小学校人権教室

 一人一人の違いを認め、相手の気持ちを思いやり、いじめや差別をなくして、お互いに尊重し合う態度を身につけることを目的に十二月十六日、比屋根小学校で人権教室が実施された。
 教室には法務大臣委託の沖縄人権擁護委員協議会の人権擁護委員六人が訪れ、ビデオやプロジェクターを使い、児童が人権を理解できるよう工夫した授業を行った。人権学習のアニメーションを視聴し講師の平安座氏から人権の説明を受けた四年生の児童らは「見た目で判断し勝手に決め付けてはいけない」、「カベを作ったり、差別したりしてはいけない」と感想を発表した。

人権について学び自分の意見を発表する児童
▲人権について学び自分の意見を発表する児童

日頃の協力に感謝

沖縄市より沖縄警察署へ感謝状贈呈

 沖縄市は12月19日、沖縄全島エイサーまつりをはじめ市の各種イベント開催にあたり協力し、イベントの成功、地域の発展に貢献している沖縄警察署の安村清正署長に感謝状を贈った。沖縄市役所に安村署長らを招き行われた感謝状贈呈式で東門市長は「沖縄警察署の協力のおかげで大きなイベントも無事開催できており感謝している。イベントの度に力を貸していただいており、頼もしく思っている。今後も市への協力をお願いしたい」と謝辞を述べ、安村署長は「今後も地域の安全・活性化に協力していきたい」と話した。

感謝状が贈られた安村清正署長(左から3人目)
▲感謝状が贈られた安村清正署長(左から3人目)

幅広い世代が公演を満喫

第三回フォークソング祭り

 登川公民館で十二月十八日に第三回フォーソング祭が開催された。

 祭りは登川フォークソング愛好会の喜納兼市さんが、自身や四十〜五十代の世代が若いころに流行していたフォークソングの発表の場を設ける事により、交流の機会を増やそうと平成二十一年から毎年開催している。公演には登川出身者等で構成する六グループが出演し、吉田拓郎の「落陽」やかぐや姫の「二十二才の別れ」、ビートルズの「レット・イット・ビー」など数々の名曲を披露した。祭りには地域内外の若者からお年寄りまで約二百人の観客が集まりフォークソングに酔いしれた。

次々と披露されるフォークソングを幅広い世代が楽しんだ
▲次々と披露されるフォークソングを幅広い世代が楽しんだ

はっきり「いりません!」と言おう

悪質商法対策キャラバン隊

 高齢者を狙った訪問販売や、沖縄で最も多いサラ金・フリーローンなどの悪質商法の被害を防ぐため、県内8ヵ所の協力自治体において消費者トラブル巡回イベントが行われた。沖縄市でも、12月22日にミュージックタウン1階音楽広場で「悪質商法対策キャラバン隊」がイベントを行い、沖縄の芸人劇団FECの芸人とマジシャンのMr.トヨタがマジックや笑いを交えた寸劇で、おもしろく、また、わかりやすく悪質商法への対策方法を披露した。観客も実際に劇に参加し、はっきり「いりません!」と言う練習や悪質商法の手口の怖さなどを体験した。

 

実際に「オレオレ詐欺」の手口を体験する参加者
▲実際に「オレオレ詐欺」の手口を体験する参加者