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◆ 広報おきなわ10月号(No.388)

美里復興60周年記念事業
15年ぶりにスーマチを披露
団結の「ユイッユイッ」(結)のかけ声で約2百人が行進
十五年ぶりに披露された「スーマチ」。
歴史と伝統ある圧巻の演武が多くの住民の目に焼き付けられた
 美里復興六〇周年を記念するとともに五穀豊穣や無病息災を願う伝統行事「スーマチ」(主催・同記念事業実行委員会)が八月十三日午後、十五年ぶりに美里公園で演じられた。 

 美里地域の十代から六十代以上の男性約二百人が参加、各自が棒を持ち、渦巻くように円陣をつくり、棒術などを披露した。

 美里のスーマチは今から九十三年前に始まったと云われ、大きな節目の年に演じられてきた。これまで昭和三年、五十九年、平成三年に行われている。スーマチ(グーヤー巻き)は棒術から取り入れられたものだと思われ、六尺棒を持った男性たちが、ホラ貝の音に合わせ、「ユイッ、ユイッ、」と掛け声をかけながら二隊に分かれて進み、小巻を演じ、十分に巻き込んだ後、大巻へと隊列を変えていく。圧巻な演武に会場を訪れた多くの住民らはカメラやビデオに収めるなど、見る機会の少ないスーマチを堪能した。
 

跳べ・走れ・投げろ  第26回市小中学校陸上競技大会
自分への挑戦の舞台だ
小学校の部・高原小、中学校の部・沖縄東中が総合優勝
▲息が詰まるつばぜり合いが展開された ▲雨に見舞われながらも力走する選手たち
 「自分への挑戦の舞台だ」─。第二十六回市小中学校陸上競技大会が九月九日、市陸上競技場で開かれた。

 大会は個々の体力の向上と各自の記録への挑戦、さらにスポーツを通し学校間の交流を目的としている。

 競技はトラック、フィールドなど十三種目に市内の十五小学校、八中学校を代表する千二百人余りの選手達がエントリー、各種目に練習の成果を発揮、記録を競い合った。

 当日は雨模様で時折、激しい雨に見舞われたが、各選手たちは降りしきる雨をものともせず持てる力を十二分に発揮した。

▲各学校を代表して出場した選手たちは、自己記録や大会記録を目指して大会に挑んだ

 各小、中学校の三位までの総合順位は次の通り。

{小学校の部}一位・高原小、二位・越来小、三位・泡瀬小。{中学校の部}一位・沖縄東中、二位・宮里中、三位・コザ中。

 各種目の新記録は次の通り。{小学校の部}小学五年男子四百メートル=69秒1奥間圭介君(高原小)、小学五年男子ボール投げ=57メートル35柴引佑真君(宮里小)、小学六年女子ボール投げ=56メートル60下條真美さん(宮里小)、小学六年女子走り高跳び松尾恵里さん(コザ小)=1メートル25{中学校の部}中学三年男子八百メートル=2分8秒8渡慶次徳和君。
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