<< [1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19]  >> 
◆ 広報おきなわ10月号(No.388)

スクランブル交差点/オープンカフェ導入
沖縄市の新たな顔に
─ 音楽のまち、着々と ─
 昨年十二月から市の胡屋十字路にスクランブル交差点とオープンカフェの導入を検討していた市と県、沖縄総合事務局は八月二十四日、平成十九年三月完成を目指す「胡屋交差点整備計画案」を発表した。
▲来年の三月の完成をめざして調整が続けられているスクランブル交差点 ▲来春完成予定のオープンカフェ。イベントエリアには有名アーティストの手形を貼り付けるなど音楽のまちに向け着工される
 同基本計画検討会は二十四日、市役所で記者会見し、来年夏にオープン予定の「ミュージックタウン音市場」を含む中の町A地区第一種市街地再開発事業と一体化する整備計画とし、胡屋十字路のコザゲート通り側に全国初のオープンカフェとスクランブル交差点の導入を決めたことを発表。計画案では、ミュージックタウン建物側の歩道に多目的オープンスペースを整備し、カフェやイベントエリアを確保する。又、同エリアには有名アーティストの手形や星形のタイルを配置するほか、夜は歩道に沿ったフットライトの夜間照明の演出も行う。スクランブル交差点については、現在、県警と協議中だが、十一月には撤去工事を行い、来年三月には完成させたいとしている。スクランブル交差点は県内四例目だが、国道への導入は県内初。整備効果として、バリアフリー化で交通弱者や歩行者の安全性の向上、地域活性化への寄与などを挙げている。会見で上原企画部長は「市の新しい顔となることを期待している。今後は地域がどう活用するかが課題、行政も同様、市民と協力しながら積極的に取り組んでいきたい」と話した。
 

 
活性化へ通り会が結束
─ ムーンライトフェスタ大盛況 ─
今後も継続で音市場の受け皿に
▲ストリートダンスで会場を盛り上げ注目を浴びたダンサーたち ▲月夜の明かりの下、胡屋のまちには多くの市民が駆けつけにぎわった
 「ゴヤへ行こうよ」と呼びかけたムーンライトフェスタが九月二日、一番街など胡屋地区商店街で開かれ、多くの市民らが詰めかけにぎわった。

 フェスタは空き店舗の増加に歯止めをかけるとともに、「中の町ミュージックタウン」整備事業の受け皿として連動していこうと、一番街商店街振興組合(上原隆男理事長)を中心にサンシティやコザ・パルミラ通り、中央パークアベニュー、ゴヤ大通りなど、胡屋地区の八つの商店街や通り会が結束して開催した。フェスタは商店街の三カ所に舞台を設置し、キッズ・ダンスやストリートダンス、アームレスリングなどを企画、又、ライブ演奏には西泊喜則さんやジョニー宜野湾さんなどが出演、さらに通りには二十店近くの屋台が並び、観客は飲食やステージに祭り気分を満喫した。
<< [1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19]  >>