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◆ 広報おきなわ10月号(No.388)

空手で全国制覇
堂々の金メダル・大きな自信へ
凱旋した選手たちを出迎え快挙を祝う「おめでとう!」

▲空手で全国大会を制覇した美東中学校の生徒たち。みんなでその快挙を祝した
 八月二十日に京都で行なわれた「第十四回全国中学生空手道選手権大会」の男子団体形で初優勝の快挙を成し遂げた美東中学校(狩俣智校長)の生徒たちが九月五日、市役所を訪れ喜びの全国制覇の報告を行なった。

 大会に出場したのは、田場柴音(主将・三年)、富濱翔(三年)、仲程海理(二年)、仲程一織(二年)、平田慎次(二年)の選手たち。八月五日、六日に開催された九州中学校空手道競技会で優勝した勢いで全国大会に挑み、念願の全国制覇を成し遂げた。山田収入役は「全国制覇おめでとうございます。みなさんの日頃の練習の成果が報われ大変うれしい」と激励した。

 二十一日の那覇空港には、選手たちを出迎えようと、家族や関係者が待ち構え、金メダルを胸に誇らしく凱旋した選手らの快挙を祝福した。
 

 
沖縄・新疆愛の架け橋
琉球舞踊や中華武術演技を披露
伝統文化で交流 ─ 友好を深める
─ 中国新疆華凌福祉学校が美さと児童園を訪問 ─

▲琉球料理の「菜飯(セーファン)」を調理。
昼食を共にして交流を楽しんだ
 中国新疆ウイグル自治区の孤児施設「中国新疆華凌福祉学校」(李新茹校長)の生徒たち十四人と関係者の訪問団が八月二十四日から九月二日の十日間、美さと児童園(高良邦雄施設長)を訪れ文化交流を行なった。

 同交流は、二十一世紀を担う子どもたちの人材育成を高めていこうと「沖縄・新疆愛の架け橋」事業を企画し、企業などの寄付金で旅費を負担して行なわれた。

 交流会では琉球料理の「菜飯(セーファン)」を生徒たちが一緒に調理し昼食を楽しみ、その後は両国の伝統文化である琉球舞踊や空手の演技、また、ウイグル族のダンスや中華武術演技を披露し交流を深めていった。
 

 
自分たちのまちは ─ 自分たちの手で
誰もが安心してくらせる住みよいまちへ
─ 沖縄市地域保健福祉計画の策定に向けた市民会議 ─
「わがまち考え隊」を発足
市民参加──アイディアを出し合ってわがまちを考える

▲住みよいまちづくりをめざし、
「わがまち考え隊」に参加したみなさん
 自分のまちをより住みよくしたい。誰もが安心してくらせる楽しいまちにしたい─。そんなまちをつくっていこうと九月一日、沖縄こどもの国で地域福祉市民会議(愛称・わがまち考え隊)の発足式が行われた。

 同会議は、沖縄市地域保健福祉計画の策定に向け発足。グループに分かれて、地域の課題や特性等を確認し、その課題解決に向け何ができるかアイディアを出し合い、その中で出された貴重な意見を同計画に反映させていく。全七回程度の会議を開き、日頃から地域で困っていることや改善したいこと、また、地域に対する思いを語り、住みよい地域(沖縄市)の未来について考えていく。

 発足式で東門市長は「地域保健福祉計画は、特に福祉、保健、医療分野における生活環境の維持と向上を目的としており、皆様の身近な課題が論点になってくると思います。地域ニーズを的確に盛り込んだ計画を策定するため、普段感じていること、困っていることなど、市民の目線からのご指摘やご意見を積極的に発言していただきたい」とあいさつした。
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