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◆ 広報おきなわ9月号(NO.387)

 
こども議会をとおして、こどもたち自身が、
自分たちのまちについて学び、考える
ミュージック構想とは、その予算は?
沖縄市こども議会開会
 こども議会とは、沖縄市のまちづくりにこどもたちの意見を取り入れていこうというもので、こどもたちは、単に意見を発表するだけでなく、質問から答弁までのプロセスを体験し、議会や行政の仕組みを学び「日本一こどもが元気なまち宣言」に貢献する過程を学んでいきます。
 

▲りりしい表情で議場へ登場。
次世代を担うこども議員のみなさん

こどもたちが自分たちの住んでいるまちについて普段から疑問に思っていることや市が現在、進めているまちづくりについて問う「沖縄市こども議会」(主催・沖縄市)が八月十一日、市議会本会議場で開かれた。市内の小中学生、三十一人が議員を務めた。

▲緊迫した本会議場は市議会本会議さながら

▲真剣な眼差しで答弁を聞く
 市内の小学五年生から中学三年生の生徒らが議員を務め、市のまちづくりについて、鋭く追求。それに市の若手職員らが各部局を代表してわかりやすく答
弁した。代表質問には四人、一般質問には六人のこども議員が質問に立ち、中の町ミュージックタウン構想や空き店舗対策など市議会さながらの質問が飛び交い執行部も苦笑いする場面もみられた。
▲親御さんらで傍聴席も満席。
こども議員の鋭い質問に聞き入った
▲こども議員の質問にわかりやすく
答弁した市の若手職員ら

▲隣りの協議会室で熱心に聞き入る
市の管理職の皆さん
 質問の抜粋 @「ミュージックタウン構想と予算について」は、答弁「ミュージック音市場の建設や胡屋十字路をスクランブル交差点にし、広くなった歩道にはオープンカフェができる予定です。総予算は約三十一億円です」 A「空き店舗が増えた原因は」答弁「約二十年前は胡屋十字路、コザ十字路とも、とても賑わっていました。しかし、車での移動が増え、又、大きな無料駐車場を備えたショッピングセンターが沖縄市の周りにたくさん出来たことが原因の一つになっています」。

 東門市長は議会に先立ち「こども議会をとおして、学び、考え、未来へ向かって大きく羽ばたく糧にしてください」と激励した。
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