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◆ 広報おきなわ2月号(N0.404)
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今月の人 190
幾度の壁を乗り越え 自分の道をしっかり歩みたい 稲福 政人さん(20) 松田 一 絵さん(20)
今月は一月十三日に行われた市成人式で新成人を代表して、二十歳の抱負を発表した、稲福さんと松田さんに登場してもらい、現在の心境などを聞いてみた。稲福さんは現在、看護士の仕事をしながら越来青年会などを通じ地域活動を行っている。松田さんは琉球大学二年、自分自身の目標を持ち、教育学部で勉学に励んでいる。
―「抱負発表」の大役おつかれさまでした。 ―現在の心境を一言 稲福 人前で話すのが苦手なので心配だったが、なんとかうまくいきました。成人としていい思い出になるのではと思い、やり遂げました。 松田 最初は緊張しましたが、だんだん落ち着いてきました。今日のことは、とても良い思い出になると思います。 ―成人としての実感は 稲福 今までの自分を見つめ、反省をしたり、また先輩方の教えに感謝したり、成人として一つひとつの行動に責任を持っていきたいです。 松田 まだ実感はありませんが社会の一人として誇りの持てる大人になりたいです。 ―モットーや夢などは 稲福 現在、看護助手として病院で働いています。将来は看護学校へ進み、正看護士の資格を取りたいと思います。そして、さらに、新たな目標を見つけていきたいと思います。 松田 今、自分が学びたいことを頑張って学び、それを将来に活かしていきたいと思います。 ―今後の決意は 稲福 これまで通りボランティアや地域活動を行い、積極的に行動したい。幾度たる壁が目の前に現れても、それを乗り越えながら少しずつ立派な大人になりたいです。 松田 たくさんの人たちと関わって、いろんなことにチャレンジして、周りを支え支えられながら、これからの道を歩んでいきたいです。 ―最後に言いたいことがありましたら一言どうぞ 稲福 今日の成人式は、決して忘れないでしょう。そして、今まで自分を支えてくれた、周りの方々に感謝の気持ちでいっぱいです。これからも、みなさんよろしくお願いします。ファイトー一発 松田 今日の日は、とても良い経験になりました。聞いてくださった関係者の方々、今日を楽しみにしてくれた両親、そして、これからも共に歩んでいく友人たち、すべての方々に心から感謝します。 これからも発言や行動に対する責任と成人としての自覚をしっかり持ち、社会の中で支えられて生きていることに感謝をし、頑張っていきたいと思います。 ―ありがとうございました。 新しいスタートです。成人として、さらに頑張ってください。
▼戦後文化シアター 今月のヒストリート 日本復帰前、コザの歓楽街を代表するものに「Aサインバー」があります。米軍管轄の営業許可証である「Aサイン」を持つ店舗の売り上げが、ベトナム戦争当時(一九六〇〜七五年)にはコザ市の収入の八〇%を占めたともいわれます。戦地手当てとして多額の報酬をもらいながら、明日をも知れぬ命の米兵たちは、街に繰り出し、惜しみなくお金を使っていました。 同じ頃、コザの歓楽街「センター通り」「ゲート通り」「照屋黒人街」でAサインバー以外に、米兵相手に盛況を極めていた職業に「刺繍店」があります。ジャンパーや帽子に刺繍を求める米兵や、米軍からの大量の階級章やネーム刺繍などの注文に追われ、当時の刺繍店経営者からは「眠る間もなかった」「店中の商品が買い占められたこともある」という話が聞けました。 今回、「コザの刺繍店」をヒストリートの企画展として取り上げました。刺繍店経営者の話からコザで刺繍職人を育てる役割を担った人物や店もわかりました。コザの刺繍の歴史をまとめ、それぞれの店の刺繍作品も展示します。ぜひ、ご覧ください。
ヒストリート企画展 「コザの刺繍店」 期間:2月5日(火)〜3月28日(金) 午前11時〜午後7時 場所:ヒストリート分室 しーぶんかん
※土〜月、公休日は休室です
問い合せ 市史編集担当/TEL 939-1212(内線2273) ヒストリート/TEL 929-2922 | |
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