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◆ 広報おきなわ8月号(No.386)
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今月の人 |
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夜になると太鼓の音があちこちの地域から聞こえてくる。旧盆も間近、エイサーシーズン到来である。エイサーといえば切っても切り離せないのが青年会。青年会のシーズンでもある。
しかし、「エイサーだけではなく外の分野でも活躍する青年会組織をつくらなければ」。熱っぽく語るのは今年五月に市青年団協議会の会長に就任した川井田さん。今月は川井田さんに登場してもらい新会長としての抱負や意気込みなどを聞いてみた。
五月の総会で会長に選任された川井田さん。がっちりした体格だが親しみの持てる笑顔、気さくでフットワークが軽い、初対面そんな印象を感じさせる人である。
川井田さんは、昨年から同青年団の副会長として活動。また、その前は地元の松本青年会の会長を務めており、現在もOB会会長として地域でエイサーの指導を続けている。
青年会といえばエイサーというレッテルが貼られがちだが、そうではないと川井田さん「あまり目立たないが、比謝川清掃やピースフルのボランティア、市内クリーンデー、沖縄国際カーニバルの協力、市成人式、おきなわマラソンボランティア、また、単組との連絡会と地味だが外の活動もやっているんですよ」とトーンを少し上げて話す。
現在、市青協に加盟している単組青年会は二十二団体の約千人。規模的には他市町村と比べて多いが、安定した活動を続けている地域の青年会は少ないと言う。青年会の存在自体が気になるところ。
新役員への期待が大である。 川井田さんのモットーは「有言実行」その言葉どおり、若者の力で沖縄市の活性化を目指したいと言う。好きな言葉は「ユイマール」何事も助け合いが大切と笑顔で一言。趣味は「人との交流、カラオケ、三線」地謡としても現役でやっており、歌も得意と聞く。
明るい性格だが何事にも熱くなると言う新会長に課題や抱負などを聞いてみた。「これは、行政へのお願いですが、エイサー練習の音に対する苦情が多く、相談にのってほしい。又青年団事務所の確保も考えて下さい」と要望、今後の取り組みについては「エイサーを通しての人材育成と自治会活動へ積極的に参加する組織作り、また、市の活性化へ貢献できる人材を養成したい、さらに市教育委員会や新成人との交流、連携を深め合同成人式を維持していきたい」と話し、「青年会は社会勉強の場、地域と先輩方と後輩達の交流の場、団結の喜びを分かち合う場であってほしい」と続ける。
最後に「歴代会長達の努力で築き上げてきたこの組織をさらに熱くし、青年の力で元気な沖縄市にしていきたい」と新会長は力強く結んだ。 |
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戦後文化シアター 今月のヒストリート |
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戦後の生活コーナー | | 夏本番です。最も沖縄らしいこの季節、暑さに負けず元気に乗り切りたいですね。
さて、今回は「戦後の生活」コーナーを紹介します。ここでは、コンセット(米軍のカマボコ型兵舎)をイメージして作ったコーナーに、飛行機の残骸であるジュラルミンを溶かして作ったアイロン・やかん・洗面器や薬莢を利用した灰皿・花瓶、米軍服を仕立て直した子ども服、終戦直後の収容所で人々に生きる希望を与えたともいわれているカンカラ三線など、戦禍を生き抜いた人々の、まさにゼロからの出発を支えた道具たちが展示されています。
また、展示ケースの中には一九七二(昭和四七)年の日本復帰まで、本土や外国に出かける時に必要だった身分証明書(パスポート)や郷土色豊かな色彩も美しい琉球切手、子どもたちが遊んだ面子(パッチー)などが並んでいます。暑い夏の一日、涼みがてらヒストリートで当時の生活に思いを馳せてみるのも一興かもしれませんね。 |
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市史編集担当/TEL 939-1212(2272・2273・2274) ヒストリート/TEL 929-2922 | | |
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