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◆ 広報おきなわ2月号(N0.380)

すてきな仲間達(22)
音楽・ダンスを通した世界旅行

・「ひまわりフォークダンスサークル」・

「みんなでフォークダンスを楽しみましょう」とメンバーを募集中です
世界中を旅し、いろんな国の文化・歴史を体験してみたい―。そんな夢のような世界を実現させてしまうのがフォークダンスであろうか。「その国の文化を聴きながら踊ることが楽しいです」というように。

太陽のように明るく、ひまわりのような大輪を咲かせたいと、毎週木曜日に中央公民館で世界各国を旅している「ひまわりフォークダンスサークル」(宮城良子代表)。色鮮やかな衣装を身にまとい、ピーターパンの世界に飛び込んだかのように年を取ることを忘れてダンスを楽しんでいる。

かわいらしい衣装で音楽に合わせて軽やかにステップを踏むみなさん
同サークルは、平成元年に受講した公民館講座で出会った気の合う仲間たちで結成された。これまで数え切れないほどの様々な国のダンスを踊り、また常に新しいもの(曲)を取り入れながらダンスを楽しんでいる。「音楽で世界旅行ができ、その国に行った気持ちになれます」とフォークダンスの魅力を語る。さらに、普段は着ることのできない目を引くかわいらしい衣装も人気の一つであろう。結成当時は四十名近くのメンバーが在籍していたが、現在は十数名の仲間たちで活動している。「以前はピクニックなどの交流が盛んで、年間を通して様々な活動をしていました」と宮城さんは当時を振り返る。現在も公民館祭りやクリスマスパーティーなど楽しく活動しているが、「フォークダンスをみなさんにも味わってもらいたい。また、もっとメンバーを増やし、慰問活動などの福祉活動も行いたい」とメンバーの募集を呼びかけた。ダンスはちょっと・・・という方も、音楽を聴くだけでもフォークダンスの魅力の片鱗をうかがうことができるだろう。

中学生の頃の修学旅行でのキャンプファイヤーで、指先を軽く触れながら踊っていた淡い記憶を思い起こしてくれるフォークダンス。あなたも一度、世界の音楽を聴きながら世界旅行を楽しんでみてはいかがですか?
  暮らしのワンポイント
子どもの誤飲(化粧品・洗剤の場合)

好奇心が強く、目についたものを何でも口に入れてしまう幼児の誤飲事故が多発しています。誤飲事故の中でも特に気をつけなければならないのが、化粧品や洗剤を飲んでしまった場合です。化粧品や洗剤には多くの化学物質が含まれていて中毒を起こしやすく、的確に応急処置を行わないと大変なことになります。

子どもの様子がおかしいことに気づいたら、何をいつ飲んだのか、容器の残量などを見てどのくらいの量を飲んだのかをチェックし、それから「吐かせるか、吐かせないか」を判断します。

化粧品やオーデコロン、香水、整髪剤などの化粧品の場合なら、水を飲ませてから口を開けさせ、舌の奥を指で押さえるようにして吐かせ、その後すぐに病院へ。

日焼け止め剤は、吐かせずに牛乳を飲ませます。口紅、クリーム、乳液、ベビーオイルは、少量であれば心配はありませんが、大量に飲み込んでしまった場合は最寄りの救急病院に電話をかけ、指示をあおぎましょう。

洗剤は毒性が強く、命にかかわる危険があります。漂白剤、トイレ用洗剤、排水パイプ用洗剤、カビ取り剤など、強い酸性やアルカリ性のものは、吐かせることで再びのどや食道を痛めてしまうので、絶対に吐かせてはいけません。すぐに救急車を呼ぶか、病院に駆けつけましょう。子どもの意識がない場合も同様です。

食器用洗剤、洗濯用合成洗剤、クレンザー、石けん、シャンプー、リンスは、水を飲ませてから吐かせ、病院へ。いずれの場合も、残っている薬品や容器、吐かせた時は吐しゃ物も一緒に保存して医師に見せ、適切な処置を受けることをお勧めします。
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