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◆ 広報おきなわ(360)6月号
沖縄市施政行三十周年
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市政30周年記念
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ワンダーミュージアムチルドレンズセンターオープン
未来ゾーンに笑顔とはしゃぎ声がこだま
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第三次沖縄市行政改革大綱(案)に答申
お知らせ
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第21回沖縄市福祉まつり
表 紙
すてきな仲間達(2)
仲の良さなら負けません大切なのは楽しむことです。
・まつみクラブ・
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練習で汗を流した後の表情はさわやか
市立美原小学校の体育館、近づくにつれ元気なかけ声やボールをたたく音が次第に大きくなっていく。額に汗を浮かべながら練習に励んでいるママさんバレーボールチームまつみクラブ(城間明子主将)から発せられたものだ。体育館の中は熱気に包まれ、立っているだけでも汗が吹き出てくる。
まつみクラブの練習を観ていると、「仲の良い息のぴったり合ったチーム」という印象を受ける。みんなの表情は練習とはいえ真剣そのものだが、随所に楽しさも伺える。「(入部したての頃は)みんな大人しかったのですが、仲良くなるにつれ、だんだんと”地”が出てきました。今では何でも言い合えるまでになりました。仲の良さ、楽しさならどのチームにも負けていません」と笑顔で話すのはチーム発足当時からのメンバー、當山道子さん。本当に仲の良いチームで、バレーボール活動以外にも様々なイベントを催している。例えば、キャンプやピクニック、ボーリング大会などがそれであり、メンバーの全員が家族ぐるみで交際している。その他に、様々なボランティア活動などをみんなで行っている。
仲の良さが特徴といえるまつみクラブだが、バレーボールに対する姿勢は真剣そのものだ。その証拠にこれまで、OTV杯ママさんバレーボールシニア大会で準優勝、コザ信用金庫杯ママさんバレーボール大会では三位の成績を修めるなど、実績のあるチームだ。「かつては一回戦敗退が多いチームでしたが、次第に経験者が入部するようになり、少しは良くなってきました」と當山さん。
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勢いよく飛んでくるボールにみんなの意識が集中する
取材中も終始、笑顔の絶えないまつみクラブのメンバーたち。現在、まつみクラブはメンバーを募集している。『美里中学校区在住で「バレーボールがやってみたい!」というママさんたち、年齢や経験は問いません。練習を是非見に来て下さい』と読者に呼びかけた。
練習日 毎週木曜日午後八時〜十時まで
場 所 市立美原小学校体育館
連絡先 〇九〇ー三七九六ー七二四九(當山)
むかしばなし
蛸に骨のないわけ(猿の生肝)
松岡俊吉(大正三年十一月二〇日生)美里
龍宮の王様の娘が病気になったので、王様は、「病気を治すことができた者に娘を嫁がせたい」というおふれを出しました。
みんなが〈どうしたらいいものか〉と心配していると、賢い人が、「この病には猿の生き肝をとってきて、それを干してあげれば治るよ」というので、タコが連れてくることになったんだって。
サルのいる島に着くと、サルはちょうど大きな木に座っていた。タコは龍宮のおいしい御馳走を食べさせてやると、猿をだましてね、せなかにのせて連れてきたのさ。
そうして、やがて龍宮に着くという時に、タコが、「実はサルさん、王様の娘が病気でね、その病気を治すにはあなたの生き肝が一番だということで、あなたの肝を取るために連れてきたんですよ」と打ち明けました。すると、サルは、「ああ、そうですか。タコさん、生き肝が欲しいのなら、そう言ってくれたらいいのに。かんじんな生き肝を忘れてきてしまったではありませんか」、タコはそれを聞くとね、あわててサルをまた島まで連れて戻ったそうだよ。
うまく逃げることの出来たサルは、たいそう怒って、「このやろう、おまえは私の肝を取ろうとしたな。今度はお前の肝を取ってやる」と怒り狂って、タコをつかまえてグシャグシャになるまでさんざん叩いたそうだよ。
タコはこの時から骨がなくなり、たくさんの手が出て、フニャフニャになったということです。
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