受賞の喜びと誇りを胸にさらなる活躍を

 児童生徒や職員及び個人七十人、三団体を表彰
      平成二十一年度教育委員会表彰式典

 学校教育や社会教育、スポーツなどの分野で功績があり、また、他の生徒の模範として善行のあった方々をたたえる「平成二十一年度教育委員会表彰式典」が十一月二日、市民会館中ホールで開催された。
 今年度、受賞された方々は、学校生活での模範やスポーツ大会及び音楽コンクール等で優秀な成績を修めた児童生徒四十五人、学力向上対策や生徒指導等に功績のあった職員十二人、社会教育活動及び青少年健全育成などに功績のあった個人十三人と九州・全国大会での活躍、また善行活動等に功績があった三団体が表彰された。
 式典で平田小枝子教育委員長は「受賞された皆様においては、本市教育行政の模範となりその実績は誠に素晴らしい。今後とも本市の教育振興のため尚一層のご尽力を賜りたい」とあいさつした。東門市長(島袋副市長代読)は「本市教育行政の発展のためみなさんの日頃の取り組みに対し心から敬意を表するとともに教育行政のさらなる発展と青少年健全育成に尚一層のご尽力を賜りたい」と祝辞を述べた。被表彰者を代表して、社会体育の振興で表彰を受けた新城孝弘さんは「今後とも努力、精進を重ね地域への貢献とともに青少年の健全育成に力を注ぎたい」とあいさつした。

▲教育行政に多大な功績があり
▼他の模範として善行があった 方々を称え
  表彰された受賞者のみなさん

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その時あなたはどうする?

沖縄市全域で緊急地震速報発令時訓練

 秋の防災週間に因み、十一月十二日市内全域で、緊急地震速報発令を仮定しての防災訓練が行われた。各学校では速報発令時に机の下に避難する訓練や、火災発生時に口をハンカチなどで覆い身を低くして逃げる訓練などが実施され、訓練後には災害時の心得などを再確認した。このうち比屋根小では、はしご車を使っての脱出訓練が、コザ小では沖縄気象台職員による出前講座も行われた。また今回は災害時相互応援に関する協定を結んでいる米沢市や東海市と衛星回線を使用して連携を取り合う訓練も同時に実施された。


▲速報発令からの数秒の時間を利用
 して机の下に隠れる訓練

▲火災時は口をハンカチでふさぎ身を低く
 して避難する

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市内の小中学生へ招待券四百枚を贈る

−第八回 宮良長包音楽祭実行委員会−

 十一月二十二日に市民会館で開催される第八回宮良長包音楽祭(主催・沖縄日伊オペラ/泉恵徳代表)実行委員が、十一月十日教育長を訪ね、招待券四百枚を寄贈した。
  同音楽祭は今回で八回目、沖縄市では二回目の開催となる。寄贈にあたり泉代表は「こんなに素晴らしい先輩が沖縄にいたことを知ってほしい。多くのこどもたちに聴いてもらいたい」と話した。同祭では宮良の生涯をナレーションで追いながら、作曲された順に三十二曲が演奏される。


▲教育長に招待券を手渡す宮良長包音楽祭実行員会の皆さん

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市民スポーツデイ2009

あなたの体力何歳くらい?

 体力測定の結果に、参加者一喜一憂

 秋空の下二千三百人が各種スポーツを楽しむ

 「あなたの体力は何歳くらいですか?日頃からスポーツをやっていますか?」。十月十八日、コザ運動公園と周辺のスポーツ施設において「市民スポーツデイ」が開催され、体力測定や各種スポーツ大会に多くの市民がチャレンジ、秋空の下爽やかな汗を流した。
 このうち体力測定の参加者は、反復横飛びや立ち幅跳び、握力測定、腹筋、長座前屈、シャトルランなどの種目に挑戦。各種目のポイント合計で出される「体力年齢」の結果シートに「もっと動けたはずなのに」「これを機会に運動することや健康管理に気をつけたい」と一喜一憂していた。また各スポーツ施設ではフットサル、剣道、弓道、柔道、野球の大会も開催され、各会場で熱戦を展開していた。


▲握力測定 笑顔にもつい力が入ります!

▲立ち幅跳び それ、ジャンプ!

▲フットサル大会には一千人が参加、
 熱戦を繰り広げました

▲腹筋測定
  がんばれ、あと1回!

▲反復横跳び 見事な瞬発力!

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秋に楽しむ宮沢賢治の世界
2009図書館セミナー「朗読会」

 秋の読書習慣にちなみ、市立図書館が「秋に楽しむ宮沢賢治の世界」と題した朗読会を十一月七日に開催、元フリーアナウンサーで、「読み聞かせ」の講師として知られる浦添道子さんの朗読と、自然素材の手作り笛(ほろぴずの笛)制作でお馴染みの浦添春夫さんの楽器演奏で宮沢作品を紹介した。
 この日は「賢治のアルバム」と題し、写真のスライドショーと語りで宮沢賢治の生きた時代や生涯を紹介したあと、教科書にも載っている賢治の代表作「やまなし」と「セロ弾きのゴーシュ」が朗読された。会場につめかけた二百人余の聴衆は朗読と演奏が織りなす幻想的な賢治の世界を堪能していた。


▲朗読と楽器演奏による幻想的な宮沢賢治の世界を
 楽しむ参加者たち

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嘉手納基地下水料
配分で調印

 沖縄市・北谷町・嘉手納町

 嘉手納空軍基地より排出される汚水の処理等に関し「協定書」の一部を改定する調印式が十月三十日、北谷町役場で行われた。嘉手納基地を抱える沖縄市長、北谷町長、嘉手納町長が出席、嘉手納空軍基地から出る排水の下水道使用料(平成十一年から県への負担分を除いた実収入の半分を三等分していた)に関する配分率を上水道の整備率などを元に算出された沖縄市四五.〇五%、北谷町二七.八一%、嘉手納町二七.一四%で合意調印した。


▲三市町長による調印式が北谷町役場で行われた

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