ゴミを拾えばみんな笑顔になる

クリーンデイ in 沖縄市

 「第十四回クリーンデイ in 沖縄市」(主催・沖縄市、共催・市自治会長連絡協議会、市民憲章推進協議会、市教育委員会)が十一月八日に行われ、この十年では最多の二千八百八十五人が参加、市内全域を一斉に清掃した。
 参加者たちは午前九時に一斉に清掃開始。小さなグループごとに各通りに分散してゴミを拾い集めた。約二時間近くの作業で収集されたゴミは各地域の集積場へ持ち寄られ、燃えるゴミと燃えないゴミ、ペットボトルなどに分別、今回の清掃で収集されたゴミは八一七〇kgにも及んだ。参加者たちは口々に「町がきれいになると気持ちがいい」などと笑顔で話していた。


▲諸見民芸館近く

▲こどもの国入口

▲胡屋大通り

▲諸見小の横

▲センター自治会前

▲ページトップへ

日頃から思っていることを堂々と意見発表
〜沖縄市老人クラブ連合会第八回意見発表大会〜

 高齢者が日頃思っていることやチャレンジしていることなどについて意見を発表する第八回市老連意見発表大会が十月二十七日かりゆし園ホールで開かれた。
 大会には中央地区代表として内里栄子さん、南部地区代表・新崎盛松さん、北部地区代表・浦崎清子さん、東部地区代表・桑江良憲さんの四人が出場、それぞれが魅力的で個性的なスピーチを展開し聴衆を魅了した。中には途中で歌を交えて会場を感動に引きこんだ人や、文章をすべて暗記して原稿に目を落とすことなくスピーチする人もおり、堂々の弁士ぶりで審査員をうならせた。
 厳正な審査の結果、最優秀賞に浦崎清子さんが選ばれた。


▲出場した弁士。左から新崎盛松さん、
  浦崎清子さん、内里栄子さん、桑江良憲さん

▲ページトップへ

三弦(さんしん)の響きと言葉と笑顔

ゲンちゃんの歌三弦とゆんたく講演会

 寝たきり高齢者に民謡をプレゼントする「笑顔宅配サービス」でお馴染みの「ゲンちゃん」こと民謡歌手・前川守賢さんの講演会が十一月五日、福祉文化プラザで開かれた。
 「心やさしい沖縄文化」をテーマに行われたこの講演会で前川さんは、昔から伝わる沖縄の言葉に含まれる人情の機微や沖縄の肝心、先人の知恵などについて優しく噛み砕きながら講演、話の合間に歌や三弦の演奏を織り交ぜながらユーモアたっぷりに二時間近くかけて講演を行った。参加者たちは、素直に心に沁みこんでくる前川さんの言葉に、時に大きくうなずき、時に大笑いしながら言葉の選び方の大切さや、明るく心を保つ秘訣などを学んでいた。


▲参加者たちと楽しいやりとりを交わしながら
  講演する前川守賢さん

▲ページトップへ

第15回沖縄市ハートフルデイケア展

−作品展示に連日大にぎわい−

 地域の精神保健福祉活動の紹介と精神保健福祉の普及啓発を目的とした「第十五回沖縄市ハートフルデイケア展」(市主催)が十一月十二、十三の両日、市役所一階市民ホールで開催された。
 同展は、活動の紹介や作品の展示などを通して地域住民との交流を深めてもらおうと毎年開かれている。市地域活動支援センターをはじめ医療機関など十一団体が参加。作品展示コーナーにはクッションやネックレス、キーホルダーなどの作品が展示されたほか、ハーブティーとお菓子が楽しめるやすらぎコーナー、くつろぎのアロマ体験やランチタイムコンサートなどが催され、多くの来場者でにぎわった。当事者の挨拶で、あらた舎の古謝哲也さんは「イベントを通して地域の方に見ていただくことや触れ合うことが障がいへの理解につながると思う」と話した。


▲関係者によるテープカットが行われた

▲大勢の来場者でにぎわう
 デイケア展

▲アロマ体験でくつろぐ市民ら

▲多くの手作り作品が展示、販売された

▲手話を交えたランチタイムコンサートも行われた

▲ページトップへ

「ファミリーデー」みんなで遊ぼう!

かけっこやゆうぎに大はしゃぎ

お父さん、お母さんと一緒に楽しい運動会

 市あけぼの子育て支援センター・つどいの広場(高原、泡瀬、中の町)による平成二十一年度「ファミリーデー〜みんなで遊ぼうミニ運動会〜」が十一月七日、市武道場で開催された。子育て中の親子とその家族ら八十組約三百人が参加、体をいっぱいに動かし交流を深めた。
 同センターつどいの広場は、週三日、三か所の公民館で主に乳幼児を持つ親子が気軽に集い、子育ての相談や仲間づくり、親子の交流ができる場となっている。参加した0〜5歳の子どもたちは、親子でゆうぎをしたり、玉入れ、エイサーなど元気いっぱいの競技がみられる中、0才児のかけっこ(ハイハイ)では泣きだす子もいて珍プレーも続出した。子どもたちは大好きな両親と一緒で大はしゃぎしていた。


▲かけっこ(ハイハイ)では珍プレーも続出した

▲最後はみんなでエイサーも披露

▲ページトップへ

 ヘルシーおきなわシティ2010推進部会

 「こころの健康、気を付けていますか?」

 精神障害者
 地域支援センターおきなわ
 所長 島 和也

「メタボ!」「少し太ったかも」「近頃、運動不足」など家庭や職場で【体の健康】に関する話題が出たり、その言葉に刺激を受け健康を意識する場面も多いと思います。では【こころの健康】についてはどうですか?ここ5〜6年ほど「うつ病」に関しては講演会やテレビ、新聞などを通して芸能人の方の体験談などを目や耳にする機会も増えてきているので知っているという方は多いのではないでしょうか。しかしながら、知識としては知ってはいるもののほとんどの人が「ストレスはあるけど、特に問題はない」「自分は大丈夫」といった具合に【こころの健康】を身近な問題、自分自身の問題として捉えることが少ないように思います。こころの病気も体の病気と一緒で早期発見、早期治療が肝心です。何か気がかりなことがあれば誰かに相談したり、最近では精神科クリニックや心療内科も町医者的存在で地域の中にあります。
 まずは「話す」ことから始める【こころの健康維持】を試してみてはいかがでしょうか?

▲ページトップへ

こども達が健やかに成長することを願い

「児童虐待防止推進月間」がスタート
  ほめることが大事-米盛さんが講演

 毎年十一月を「児童虐待防止推進月間」と位置づけ、市民一人ひとりが児童虐待問題について理解を深めてもらおうと十一月五日から十日までの間、市役所一階市民ロビーで児童虐待防止パネル展が開催された。パネル展では、「子どもへの虐待をなくし、受けた傷に苦しむ子ども達を支援しよう」とオレンジリボンの説明などのポスターが展示された。また、児童虐待防止講演会(市児童虐待防止ネットワーク推進協議会主催)が五日、市民小劇場あしびなーで開かれヒーリングライターの米盛智恵子さんが「笑いがとまらない嬉楽嬉楽(キラキラ)子育て法」と題し、子どもを褒めることの大事さを説いた。米盛さんは方言や日常の言葉を漢字に当て「新しい癒しの言葉と文字」を創るなど話題を呼んでいるライター。子育ての秘訣として「褒める」「思い込ませる」の二点を呼び掛け、「物事を上手にさせるために欠点を責めるのではなく、褒めて思い込ませることで親子も喜びの中で育つことができる」と話した。


▲褒めることが子育てには大事と話す
 ヒーリングライターの米盛智恵子さん

▲ページトップへ

仮装やダンスで楽しむ

「ハロウィーンパーティー」に大喜び

市立知花保育所が開催

 知花保育所(江洲照子所長・児童数六十八人)は十月三十日、ハロウィーンパーティーを開催した。園児たちは朝から、魔女やお姫様、魔法使いなどのコスチュームで登所。職員もそれぞれ個性的に仮装し、楽しい雰囲気の中、パーティーがスタートした。ホールでは〇歳児から四歳児のクラスごとにダンスが披露され、ハロウィーンの雰囲気がさらに増し園児たちも喜んだ。その後は、薄暗い部屋に行き練習した合言葉(お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ)と声を掛け、お菓子をねだっていた。


▲ハロウィーンパーティーを楽しんだ
  知花保育所の園児たち

▲ページトップへ

お菓子ちょうだい!

ハロウィーンで商店街を練り歩く センター商店街振興組合が協力

 コザ幼稚園(出盛光朋園長)の園児(わくわくクラブ十四人)たちが十月三十日「ハロウィーン道じゅねー」を行った。思い思いの格好に仮装した園児たちが中央パークアベニュー通りを回り「トリック・オア・トリート」(お菓子をくれないと、いたずらしちゃうぞ)と声を掛けながら練り歩いた。同行事には、市センター商店街振興組合(桑江清理事長)の三十一店舗が協力、おねだりする園児たちにお菓子を配った。上原未羽ちゃん(五歳)は「たくさんのお菓子をもらってうれしい」と笑顔で話した。


▲おねだりしながら商店街を歩く園児たち

▲ページトップへ

社会福祉センター着工
地鎮祭で安全祈願

 社会福祉センター・男女共同参画センター建設工事の安全祈願祭が十月三十日、建設予定地の旧社会福祉センター(住吉一丁目)跡地で行われた。市職員をはじめ工事関係者らが出席、工事期間中の安全を祈った。同事業は旧社会福祉センターの老朽化に伴い、男女共同参画センターを併設した複合施設として建設するもので平成二十二年十一月の完成予定。新施設は、市民活動支援センターや機能回復訓練コーナー、相談室などがあり誰もが利用しやすい施設運営の充実を図る。


▲工事の安全を祈りくわ入れを行う関係者

▲ページトップへ