話題

伝統芸能「泡瀬の京太郎」などを披露

第十一回 泡瀬文化祭

 地域の交流や伝統芸能の継承を目的に第十一回泡瀬文化祭(主催・泡瀬復興期成会、嘉手苅繁一会長)が十一月十五日泡瀬公民館で開催された。同文化祭は展示部門と舞台部門を毎年交互に開催しており今年は舞台部門発表の年。文化祭はかぎやで風で幕を開けると、太鼓燈篭演舞、琉球舞踊、合唱と次々と演目が披露され会場を沸かせた。中でも観客が楽しみにしていたのは十一月に地域伝統文化功労者文部科学大臣表彰を受賞した「泡瀬の京太郎」。地域の誇る伝統芸能の舞台に客席からは惜しみない拍手がおくられた。


▲地域の誇る伝統芸能「泡瀬の京太郎」に客席からは
 熱い視線が注がれた

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見聞してきたことを様々な分野で活かしたい

県女性海外セミナー「女性の翼」参加者が報告

 県の女性リーダー育成を目的とする県女性海外セミナー「女性の翼」に市内から参加した団員4人(与那嶺克枝さん、島袋禮子さん、渡口サツ子さん、仲宗根幸子さん)が11月4日、東門市長に報告を行った。10月18日から22日の日程で行われた今回の視察地は北京と上海。急速な経済発展を遂げる中国で、女性の地位向上や社会参画の状況、労働現場や福祉施設、教育現場などを視察してきた。参加者たちは「農村部と都市部の格差問題などもあるが中国の女性参画の取り組みは日本も学ぶべき点がある」などと感想を話していた。


▲中国での視察研修を終え、報告に訪れた
 「女性の翼」参加者たち

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災害時の有効な協力体制に向けて

東海市消防本部と職員相互派遣研修

 昨年十一月に東海市と締結した「災害時における相互応援に関する協定」の実効性を高めようと、本市と東海市では消防本部職員の相互派遣を開始、東海市消防本部からは坂野祐史消防副士長が、本市からは古堅旭消防士長が互いの市に赴き任務に就いている。本市に赴任するにあたり坂野さんは、「災害時に迅速に協力するためには組織体系の相互理解が大切。沖縄市の資機材の把握、出勤体制や災害時対応戦術を学び、両市の協力体制を支えたい」と話した。坂野さんの派遣期間は九月二十八日から十二月二十八日まで。


▲「すっかり沖縄に馴染みました」と笑顔を見せる東海市消防の
 坂野祐史消防副士長

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沖縄こどもの国にシーサー8体を寄贈

沖縄県左官業組合連合会

 県左官業組合連合会(道鬼正二会長)と同会青年部(本多健介部長)メンバーたちがシーサーを作成しこどもの国に寄贈、10月23日同園で贈呈式が行われた。贈られたシーサーは全部で8体(雄3体・雌5体)。高さ90cm重さ80kg、しっくいと瓦で出来ており、青や緑、茶色などの鮮やかな色彩が施されている。同連合会メンバーが園の補修工事を行ったのをきっかけにシーサーの寄贈を思い立ったという。贈呈式で道鬼会長は「こどもたちを見守るシーサーを贈ることができてよかった。これからも協力していきたい」と話した。


▲シーサーを寄贈した沖縄県左官業組合連合会の皆さん。
 道鬼左官工業の職人・浅野遊子さんの指導で作成された

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