第24回沖縄市福祉まつり
沖縄を代表する一大イベント「エイサーのまち宣言」記念大会第52回沖縄全島エイサーまつり
胸に響く太鼓の音、夜空にこだまするかけ声、心に染み入る三線の音、魂を揺さぶるエイサー。第五十二回沖縄全島エイサーまつり(主催・同実行委員会)が八月三十一、九月一、二日までの三日間、コザ運動公園を主会場に華々しく開催された。今年のエイサーまつりは、「エイサーのまち宣言」記念大会として行われ、初日は道じゅねーとして十七青年会が胡屋十字路、ゲート通り、中の町中通り、国道330号のコースを練り歩いた。二日目は市青年まつりと銘打ち、十四青年会と二団体が鍛えられた技や力強い演舞を披露した。三日目の全島エイサーまつりは、各地域から選び抜かれた十三団体が出場、特色ある演技を披露した。市内からは南桃原子ども会、国際交流協会、市婦人連合会、山里、東、越来、園田青年会が出場。市外からは、嘉手納町千原エイサー保存会、琉球國祭り太鼓、うるま市平敷屋(東)、糸満市大里、北谷町栄口、うるま市赤野の各青年会が出演、先人たちが築いてきた文化遺産、わったー地域の誇り、エイサーのだいご味を余すことなく発揮した。トリの園田青年会の演技が終わると、グランドいっぱいに観衆がなだれ込み、カチャーシーの大乱舞、熱気が最高潮に盛り上がる会場に、エイサーのまち沖縄市を印象づけた。観客数は三日間で延べ三十万人(主催者発表)。