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◆ 広報おきなわ2月号(No.392)

東部海浜開発検討会議発足
市民自らの参画と協働によって方向づけを
委員十人に委嘱状を交付
── 座長に宮平名桜大教授 ──

宮平栄治氏
 東部海浜開発(中城湾港泡瀬沖合埋め立て)事業について市民代表四人と学識経験者六人の委員で組織する「第一回東部海浜開発事業検討会議」が十二月二十五日、市役所内で開かれた。

 会議は同事業を客観的、かつ多角的な視点から精査し、公平公正な観点に立ち、市民へ情報等を公開していくことを目的としている。

 この日は島袋助役(市長代理)から公募で選ばれた四人の市民委員を含む十人の委員に委嘱状が交付された。任期は一年間。座長に名桜大学国際学部教授の宮平栄治氏(四五)、副座長にNTT西日本沖縄の島田勝也氏(四五)を選任した。

▲宮平栄治氏を座長に第一回東部海浜開発事業検討会議が開かれた

 宮平座長は「議論に関してはタブーはありませんので、疑問点を出し合って議論していきたい」とあいさつ。

 委員からは「下水道等の環境など周辺海域に与える影響はどうなっているか」「土地利用計画は中部全体のエリアで機能を整理していく必要がないか」「市の財政は大丈夫なのか」などの意見が出た。

 また、島袋助役が「市の未来に大きな影響を持つ計画だけに市民自らの参画と協働によって方向づけていきたい」とする市長メッセージを読み上げた。会議の内容はホームページで市民へ公開している。
 

 
胡屋十字路
24年間ありがとう
馴染みの胡屋歩道橋撤去
── スクランブル交差点へ ──

▲大型クレーンによって撤去される
胡屋歩道橋
 胡屋十字路のスクランブル交差点の導入に伴って撤去される胡屋歩道橋の撤去作業が十二月二十三日深夜から翌未明にかけて行われた。

 作業は、午後十一頃から胡屋十字路周辺をライトアップして行われ、午前一時半頃、国道330号、コザゲート通り、くすのき通りを一時全面通行止めにして、長さ約三十メートルの桁や支柱を大型クレーンで撤去した。十八日から交通量の少ない深夜に継続的に行われていた撤去作業はこの日で終了した。今後は周辺整備などが行われ、県内では国道初となるスクランブル交差点が今年三月末にはお目見えする。

 昭和五十八年の設置以来、市内の多くの人々の歩道として親しまれてきた胡屋の名物、歩道橋は深夜にもかかわらず、地域の市民らが見守る中で姿を消していった。
 

 
持てる力を十二分に発揮し、
市、教育行政に貢献したい
新教育委員に平田小枝子氏就任
 市議会十二月定例会の承認を経て、十二月十九日付けで新教育委員に平田小枝子さん(五六)が就任した。平田さんは学校栄養士、障害者福祉作業所「ぴゅあ」所長、民

▲教育委員に就任した平田氏。教育行政の充実に取り組んでいく
生委員・児童委員などを務めた。現在、沖縄警察署協議会委員、泡瀬養護学校評議委員などの役職に就いている。

 辞令交付式で平田さんは「市や教育行政のために私の持てる力を十二分に発揮していきたい」とあいさつ。東門市長も「教育全般の充実を図るためにも頑張ってください。期待しています」と激励した。
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