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◆ 広報おきなわ4月号(No.382)

十五周年記念チャリティー
豪華けんらん  ひな祭り茶会&春のファッションショー
多くの参加者でにぎわう

国際ソロプチミスト沖縄──球陽
人権と女性の地位向上を柱にボランティア活動を行っている国際ソロプチミスト沖縄◯球陽(宮城批呂会長)の「ひな祭り茶会&春のファッションショー」が三月五日、京都観光ホテルで開催された。

同イベントは毎年行われているが、今年は十五周年記念チャリティーと銘打ち、華やかなファッションショーが企画された。同企画には中部地区洋裁店協力会などが協力した。仲宗根市長(代読)は「同組織が人権や女性の地位向上はもとより、多方面にわたり社会活動を活発に展開していることに敬意を表する。また、本日の収益金をDV被害援助基金の創設資金にあてられるということは、大変意義深く時宜をえたものであり、一人でも多くの被害者を救援できるものと期待している」とあいさつ。

チャリティーはひな祭り人形の展示即売のほか、お茶席が設けられ、多くの方々が参加した。また、ファッションショーは満席の会場に立ち見が出るほどで、華麗に優雅に展開される美のショーに観客を魅了、会場からは大きな拍手が沸いていた。
▲十五周年記念として、ひな祭り茶会や春のファッションショーが行われた。
会場には多くの市民らが参加した

参加者を魅了
かれんなすみれに足を止め、じっと眺める
― 山野草・すみれ展 ―

▲かれんで美しいすみれに、つい見とれる。
多くの参観者が会場を訪れた
「人知れずひっそりと咲く小さな花、すみれに人々はどうして心を引き寄せられるのだろう」

すみれやシダ、山野草などを展示した「山野草・ すみれ展」(仲間正和すみれ愛好会会長)が三月四日、五日の両日、市中央公民館で催された。すみれ展には、県すみれ愛好会、シダ植物愛好会、山野草会の作品の外、(財)海洋博覧会記念公園管理財団が協賛として参加した。作品はオリズルスミレ、イリオモテスミレ、ヤクシマスミレなど多種のすみれの外、シダや山野草など合計二百七十点が展示された。

展示会は広く多くの方々に観賞してもらい、草花にふれるきっかけづくりの一助になればとの趣旨で行われている。二日間とも多くの参観者らが会場を訪れ、一鉢ごとに足を止め、可憐なすみれをしげしげと見ていた。

三線や書道、沖縄の歴史などを学ぶ
沖縄の文化をブラジルに伝える
平成十七年市海外移住者子弟技術研修生報告会
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▲三線やそろばん、沖縄の文化を学んだ
城間フェリペさん、三線の山内昌也先生と
一緒に三線を披露する(右が城間さん)
平成十七年十月に市海外移住者子弟技術研修生として日本語やコンピューター三線、書道、そろばん、沖縄の文化などを幅広く学んだ城間・フェリペ・盛茂さんが約五ヵ月間の研修を終え二月二十四日、芸能館で研修生報告会を行った。

同事業は研修生の祖国の発展に貢献しうる人材を育成し、両国の国際交流を図ることなどを目的として行われている。城間フェリペさんは「三線、書道、そろばん、陶芸などの外、沖縄の文化を学ぶことができ、大変うれしい。この体験をブラジルに帰ったら伝えたい」と、日々上達していった日本語で報告した。山田収入役は「中身のこい研修をしたその成果が今日の報告会でわかる。学んだ技術と沖縄の真心を祖国でも伝えて下さい」と激励した。
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