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◆ 広報おきなわ(bR64)10月号

平和の大切さを伝える、
世界へ

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沖縄国際カーニバル
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特集
平和の大切さを伝える、世界へ
 No2
−平和を願う心をもっと強く持ち、平和を愛する人達と力を合わせよう−
七月三十日の平和月間開始セレモニーを皮切りにスタートした平和月間は同日、市民ロビーで合唱団いずみによる「平和コンサート」や、なんくるないんずの「ちむぐくるコンサート」、「呈茶 茶の湯〜もてなす心〜」と称し裏千家淡交会・仲宗根社中の茶会も行われた。合唱団いずみは「月桃」や「ふるさと」など九曲を披露した。

また、七月二十五日から八月七日まで、市役所一階ギャラリーと市福祉文化プラザで、精神障害者地域生活支援センターおきなわによる「心のバリアフリー作品展」が開かれた。これは、障がいの有無や老若男女にかかわらず、作品を通して生きている事の素晴らしさや自己表現の可能性を感じてもらおうと行われたもので、会場には写真や絵画、文芸、造形などが展示された。

七月二十六日には、沖縄戦を生活する視点からとらえ直し、戦争の悲惨さと平和の大切さを再認識するとともに、太平洋戦争終結と共に始まる米軍基地の存在についても、今一度考える機会としようと、市内や市内周辺の戦跡と嘉手納基地内戦跡をめぐる「戦跡ウォッチング」が実施された。さらに同日、市平和大使や市内八中学校の生徒約五千人余の一人ひとりが平和の願いを込めて折った千羽鶴を紹介する展示会も行われた。七月二十九日から八月一日にかけては、映画「風音」が市民小劇場あしびなーで上映された。風音は沖縄を舞台に撮影されたもので、沖縄には馴染みの深い東陽一監督がメガホンをとり、芥川賞作家の目取真俊さんが脚本を手掛けた。

八月一日から七日までは市役所一階ロビーで平和な未来のために子どもたちに語り継ぐと銘打って「沖縄市原爆展」を開催、又、あげだ児童館では、平和に関する本の展示や絵本の読み聞かせを行う「平和について考えよう」が催された。八月四日から七日にかけて二〇〇四年平和大使十六人が平和学習と交流を行うため広島市へ派遣された。平和大使らは四日に広島市へ入り、爆心地・原爆ドームを訪問、その後、原爆死没者慰霊碑への献花、千羽鶴の献納を行った。それから、植田規子さんからの被爆者体験講話を聴き、平和について改めて考えた。その足で広島市役所へ秋葉忠利広島市長を表敬訪問した。初日のしめくくりは広島市旧庁舎平和資料館を見学、目で耳で平和を学んだ。二日目は早朝から行動、広島市内の戦跡ウォッチングを行い、午後からは広島原爆養護ホーム神田山やすらぎ園で平和交流を行い、被爆エノキ、折鶴の碑、原爆の子の像、被爆アオギリ韓国人原爆死没者慰霊碑等に献納、その後、国立広島原爆死没者慰霊平和祈念館を見学した。三日目の八月六日は五十九回目の広島「原爆の日」午前八時からの「原爆死没者慰霊式・平和記念式」、平和記念式典に参列するために早朝六時三十分より行動、七時過ぎには会場の平和記念公園へ着き、参列。それから平和記念資料館を見学、午後からは厳島神社を見学し夕刻から平和記念公園にもどり、原爆死没者慰霊・灯ろう流しへ参列、命の尊さをひしひしと感じるとともに平和の大切さを身近に感じる一日となった。又、原爆ドーム・ピースキャンドルへも参加した。最終日は広島市から福岡空港へ福岡から那覇空港へ到着。沖縄市役所で解散式を行い、平和大使らの平和を学び交流する旅、三泊四日の充実した日々が終わった。
広島原爆養護ホーム神田山やすらぎ園で平和交流を行った
原爆犠牲者慰霊碑等にも花束を献花した
平和記念式典後、灯ろう流し(元安川)が行われた
峠三吉の碑に千羽鶴を献納する平和大使ら
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