僕に会いにきてね
沖縄こどもの国にツシマヤマネコ来園
▲初めて沖縄に来たよ。僕に会いに来てね。
国の天然記念物に指定されているツシマヤマネコ（オス四歳）が環境省によるツシマヤマネコ飼育下保護増殖事業の一環として沖縄こどもの国に来園し十二月一日から一般公開された。県内での飼育は初めて。
ツシマヤマネコは長崎県対馬だけに分布する野生のネコで、現在の生息数は八十〜百十頭前後と言われ、絶滅が危惧されている。来園した当初は落ち着きがなく警戒していたが、徐々にエサも食べ新しい環境にも慣れてきた。沖縄こどもの国ではこの貴重な種の新しい友達にたくさんの人が会いに来てくれるのを心待ちにしている。
沖縄市女性団体連絡協議会
▲中心市街地循環バスツアーを行った女性団体連絡協議会のメンバー
沖縄市女性団体連絡協議会のメンバーが中心市街地循環バスに乗り、中心市街地の空き店舗や人通り等の現状と課題を自分達の眼と足で確認しようと、十一月二十九日に中心市街地循環バスツアーを行った。
メンバーは二班に分かれ、沖縄市役所前バス停から乗車し、コリンザやミュージックタウン前で下車、パークアベニューや一番街などを実際に歩き、視察した。その後、再度循環バスで沖縄市老人福祉センター寿楽園へ移動し市街地活性化へ向けての意見交換会を行った。
街に、空中タウンがやってくる
▲多くの来場者がおいしい食事や、ショッピングを楽しんだ
「価値ある品で楽しめるマーケット！」をテーマに毎年開催している屋外マーケット「空中タウン」（主催:コザ商店街連合会）が十一月二十日、沖縄市中心市街地にあるパルミラ通りで開催された。ファッション、雑貨、フードなどそれぞれ県内の人気ショップが出店するため、自分の好きなショップを目当てに来場する人も多く、会場は賑わいを見せた。また那覇市の桜坂市民劇場で行われているワークショップ『桜坂市民大学』の出張講座も行われ、エコタンブラー作りや昆虫標本など子どもも楽しめるイベントとなった。
沖縄芸能の若手が勢ぞろい
島若人の集い
▲最後は観客も一緒になってカチャーシーで大盛り上がり
県内外で活躍中の若手唄者・舞踊家たちが勢ぞろいした、島若人の集い（主催:沖縄市）が十二月三日ミュージックタウン音市場で行われた。この「島若人の集い」のメンバーは十一月六日から、ニュージーランド、フィジー、トンガでも公演を行い、初の海外公演を成功させ、今回の凱旋公演の運びとなった。公演では「ふるさと」をテーマに、いつでも帰れる大切な場所であるふるさとのような温かい気持ちをイベントを通して感じて欲しいと、本市出身の知名定人、島袋辰也や、西表島出身の池田卓など総勢二十名余の県内外の若手唄者・舞踊家達が共演し、満員の観客はステージを存分に堪能した。