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2014年度(H26)今週の一品

アダナシのヒモ

アダナシのヒモ

 手前の棒は、アダンの気根(アダナシ)です。ちょっとトゲトゲしてるから気を付けて。この気根を木の棒でたたくと、アダンの糸(繊維)が取れます。その糸をヒモにして、ボクメイさんがもっこ(オーダー)を編んでくれました。
 ユウナのロープと違い、アダナシは水につけないので、ヒモが腐ったりカビやすいのが欠点です。そのかわり、アダナシは必要な時、採ったらすぐヒモにできます。
沖縄ではワラ、アダナシ、クロツグなど、いろんな植物が繊維に使われ、それぞれいいところ、悪いところがあります。「お手軽で丈夫」なものは、なかなかないんでしょうね。
 

(2015年3月13日 更新)

ユウナのヒモ

ユウナのヒモ

ユウナの若くてまっすぐな枝の皮から、繊維をとって作ったヒモです。ボクメイさんと去年作りました。水に強く、牛の鼻の穴に通すヒモにされたそうです。
ユウナは昔からよく使われた植物だったようで、トイレットペーパーがなかったころはおしりふきに使われていました。ユウナの枝は軽くて切りやすいので、エイサーの太鼓のバチによく使われますよね。
このヒモはユウナの皮をくさらせて使うので、タライに水をため、1ヵ月ぐらい漬けていましたが、水がくさくて大変でした。本来は泥に漬けていましたが、やってみないとわかりませんでした。
 

(2015年2月25日 更新)

コザ市時間を守る協議会長印

コザ市時間を守る協議会長印

 新年の目標が「時間を守る!」の人いますか?そんなあなたに勇気の出る一品を・・・
 このハンコ、「コザ市時間を守る協議会」の会長のハンコです。コザ市と美里村が沖縄市になって40年になるので、その前にあったのは間違いないようです。この協議会の会員だった人をちょこちょこさがしていますが、まだ見つかっていません。
 沖縄市センター自治公民館には、時間を守る協議会の標語が残っています。こんな会ができたり、標語が必要になるぐらい、みんな時間を守らなかったのでしょうか?ちょっと気になりますね。
 それではみなさん、新しい年もよろしくお願いします。
 

学芸員/かわぞえ ゆういちろう (2015年1月4日 更新)

フライト・インターセプト・トラップ(FIT)

フライト・インターセプト・トラップ(FIT)

 これは飛んでいる昆虫を採集するトラップ(わな)です。
飛んでいる昆虫が壁にぶつかって下に落ちると、水を入れた容器の中に集まる仕組みになっています。落ち葉や雨水が容器の中に入らないように屋根もあります。
 FITを2、3日ほど仕掛けただけで、小さなコガネムシ・小さなハエ・小さなハチなどの昆虫が採れました。
普段はなかなか見かけないですが、いろいろな昆虫が飛んでいることがわかりました。
このFITは以下の論文を参考にして作成しました。
丸山宗利 2003. 好蟻性・好白蟻性甲虫の採集法. 昆虫と自然 38(9): 43–47.
 

自然調査専門員/さの まさかず (2014年11月21日 更新)

せっけん箱レースカー

せっけん箱レースカー

 今から50年ぐらい前のお話。手作りの車をつくって、坂をすごいスピードでくだる勇者たちのレースがあったそうです。
そのレースの名は「せっけん箱レース」!
 「せっけん箱」というのは、要するに木の箱で、手作りの車であれば何でもよかったようです。というわけで、このレースのクルマを作ってみました。むかしの車輪は、3輪車のを使っていたんですが、今回はキャスターを使いました。このクルマを見ていると、なんだかワクワクしてきませんか?なんでこんな楽しいレースが、今はなくなってしまったのでしょうか?やっぱり危ないからかなあ。
 

学芸員/かわぞえ ゆういちろう (2014年10月23日 更新)

吸虫管(きゅうちゅうかん)

吸虫管(きゅうちゅうかん)

 この道具は「吸虫管」という昆虫採集道具の一つです。
どうやって使うかというと、長いホースを口にくわえ息を吸い込み、その吸う力で掃除機のようにもう一方の管から虫を透明なチューブの中にすいこみます。口で吸うチューブには網がついているので虫が口の中に入ることはないのですが、カメムシなどを吸うとくさいにおいを直接かぐことになり、苦しむときもあります。
 よく目にする虫はセミやチョウなど大きなものが多いかもしれませんが、虫は数ミリ以下の小さなもののほうが数がず~~っと多いです。そういった小さな虫を指でつまもうとすると壊れてしまったり、飛んで逃げられやすいのですが、吸虫管ならつぶさずに効率よく集めることができます。
となりの標本はそうして吸虫管で集めた虫の一例です。小っちゃいでしょ?
 

学芸員/とね こういち (2014年9月30日 更新)

おゆまる

おゆまる

 このカラフルなモノは、「おゆまる」という小さなこども向けの工作材料です。おゆまるは熱湯につけるとおモチのようにやわらかくなり、冷ますとかたいゴムのようになります。やわらかくして好きな形を作って遊ぶモノらしいのですが、博物館ではちょっと発想を変えて、“型取り”に使っています。
 やわらかなおゆまるを化石なんかにくっつけて、固まってからはがすときれいに型を取ることができます。となりの白いモノはそうしてできた型に石膏を流して作ったレプリカです。
 博物館では専門的な道具もたくさん使いますが、こういった普通に売っている道具も大活躍することがあります。博物館の仕事はアイディア勝負なところがあるので、いつも頭を柔軟にするように気を付けています。
 

学芸員/とね こういち (2014年9月9日 更新)

ユウキの昆虫標本

ユウキの昆虫標本

 博物館によく遊びに来てくれるユウキは、小学6年生。標本をつくったり、小さい子に生き物を教えてくれたり、手伝ってもらっています。
 さて、ここにあるのは、ユウキが今まで作って、夏休みに整理した昆虫やクモの標本です。昆虫が仲間ごとに、きれいに分けられていますね。
標本の整理って、採集や標本作りよりも大変なんです。でも、こうやって整理すると、飾ったり勉強する時に便利です。
 もしいろんなコレクションがあれば、この夏休みに整理してみるのもいいかもしれませんよ。
 

学芸員/かわぞえ ゆういちろう (2014年8月13日 更新)

三角ケース(三角缶)

三角ケース(三角缶)

 このケースは、三角紙を入れるケースです。三角紙は、チョウなどの虫を採った時、はねに傷がつかないように入れておく紙です。ケースには紐を通すための穴が開いています。
 このケースは金属で出来た物も多いので、三角缶ともいいます。これはダンボールを使って作りました。夏休みの工作などにいかがでしょうか?
(この紹介文は7月1日から3日まで博物館で職場体験をした中学生が作成しました。)
 

(2014年7月29日 更新)

石灰岩(2)

石灰岩(2)

 沖縄市でよく見られる白い石は石灰岩です。石灰岩は、沖縄が浅い海だったころサンゴや貝がらが積み重なってできたものです。
 石灰岩は、水で少しずつ溶けてしまいます。でも、時おり水に溶けたカルシウムが集まって、石になる(再結晶化)ことがあります。この石の半透明のところは、結晶化している部分です。鍾乳石みたいですね。よく見ると、固まる時に泥や石が混ざって、模様ができています。スタンプみたいに二枚貝の跡もついています。
 もしかしたら宝物を閉じ込めた石灰岩を作れるかも。夏休みの宿題でやってくれないかなぁ・・・。
 

学芸員/かわぞえ ゆういちろう (2014年7月18日 更新)

個別学習機 スペリア

個別学習機 スペリア

 「スぺリア学習」という機械で、安慶田中学校でホコリをかぶっていました。今はこんな機械ないですよね。皆さんの家にパソコンがあって、それで全部できるからです。
 今から40年前、家に一台のパソコンなんて夢でした。値段は高いし、使い方もよくわからないし・・・
 スぺリア学習は、そんなころに作られた「わが国初の適応制御型ティーチングマシン」で、「7年の歳月と110名の教育関係者の協力を得て完成させた」スゴイものらしいです。使うかはともかく、「スッゲー」とさわぐボウズの男の子が目に浮かびます。
 「ロボットの友だち」や「宇宙ロケット」・・・おぢさんたちがあのころ夢見た「科学の21世紀」は、いつかくるのかな?
 

学芸員/かわぞえ ゆういちろう (2014年6月25日 更新)

B円

B円

 これは戦後の沖縄で使われていた、アメリカ軍が発行した通貨で、正式な名前を『B型軍票(Type "B" Military Yen)』、通称B円とよばれたものです。
 1946年に流通し始め、1958年にアメリカドルへの通貨切り替えが行われるまで使われていました。
 戦後の沖縄を語る重要な資料なのですが、実はこのB円は差出人の名前のない郵便で寄贈されたものでした。 資料を寄贈していただけることはと~ってもありがたいことなのですが、モノを資料として扱うときには、「どんな人が」「どこで」「どんなふうに」つかっていたかなどの情報も大切になります。なので、経緯がまったくわからないものはちょっとこまってしまいます。
どうぞ、博物館になにか寄贈していただけるときは、一緒にいろいろお話をきかせてくださいね。
 このB円は5月30日オープンの『平成26年度 新収蔵品展』で展示します。ぜひホンモノを見に来てね!新収蔵品展ではほかにも昔の石大工道具や、きれいな鳥の剥製など珍しいものがたくさん!みなさまのご来館をお待ちしています!
 

学芸員/とね こういち (2014年5月26日 更新)

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