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◆ 広報おきなわ5月号(No.407)

すてきな仲間達 49

手話でコミュニケーションを楽しみたい 手話サークル


▲手話単語を勉強中の手話サークルのメンバーたち
 「言葉に方言があるように、手話にも方言(表現方法の違い)があるので難しいですね。今のところはジェスチャーで伝えるのが精一杯ですけど…。」とご愛嬌。「まだまだ勉強中です」と貪欲に一つひとつの単語を吸収しています―。
昨年の五月から八月にかけて、市働く婦人の家で行われた手話講座の受講生で結成した「手話サークル」はメンバーが十二人。全十回の講座を通して手話の魅力に触れ、「今後も継続して学びたい」と、当時の講師であった前泊恵子先生に引き続き依頼しサークルを立ち上げた。毎月二回の勉強会で一つでも多くの単語を覚えようと奮闘している代表の大城秀次さんは「勉強会で必死に単語を覚えていると言っても、忘れるほうも早いのでなかなか難しいですね。翌日までは何とか覚えていますけど、翌々日は半分、さらに翌々翌日は…、という感じです」と苦笑い。言葉に方言があるように、手話にも本土と沖縄(地域によって)では少し表現方法の違いがあるようで、教科書通りとはいかないらしい。また、手話には動きがあるので、教科本の絵(手話の写真)と絵のつながりの動きの部分で迷ってしまうと難しさを話す。

▲手話の一つひとつの動きや顔の表情を学んでいます
 まだ手話を習い始めて一年目。大城さんは「仕事でろう者(聴覚障がい者)と話す機会がありましたが、会話が通じた時は嬉しかったですね。ま、ほとんどがジェスチャーでしたけど。笑」と話す。しかし、そこが重要なポイントで、前泊先生は「手話で大切なことは顔で表現することで、表情で喜怒哀楽を表し、ジェスチャーを交えて会話して」と手話でのコミュニケーションのコツを指導している。
「今年中には発表会などで披露したいですね。まずは手話ソング、できたら寸劇にも挑戦したい」と目標を掲げるメンバーたち。また、ボウリング大会や食事会など、サークル活動以外の交流も増やしていきたいとも。仕事などで忙しくなかなか時間を合わすことも難しいが、そういう息抜きも大切。楽しんで続けることが上達への近道である。「通訳のボランティアなどができたら最高ですね、まだまだ先のことですけど。」と照れながら話した。

沖縄市の手しごと  Vol.24


工房名:陶芸工房ゆうばる
職 種:陶芸
代表者:神谷 永作
賞歴等:沖縄工芸公募展「優秀賞」、
現代沖縄陶芸展「奨励賞」等他多数
住 所:沖縄市海邦1-17-35
電 話:934-3378
活 動
 [この仕事に携わって何年目になりますか?] 19年目(独立3年目)
 [どのような製品を作っているのか?売れ筋は?] 酒器、日用陶器等。
 [どこで販売しているのか?] 市産業まつり、県内デパート、やちむん市等。
 [一番大変な作業は?苦労している点は?] 陶土の調合等。
 [原材料はどこから?また、どのような原材料を使っているか?] 県内外の赤・白陶土他。
 [現在困っていることは?] 陶土の安定確保と販路確保。
 [これからどのような活動をしたいか?]
  県内外への情報発信、モノ作り(陶芸)の楽しさを広げていきたい。
 [あなたにとって「モノづくり」(陶芸)とは?] 終わりがなく、やりがいのある仕事。
 [陶芸家としての「夢」は?] 人に喜ばれる「作り手」でありたい。
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