ステージ、各販売コーナー、体験教室など、連日多くの人でにぎわう
めざせ、市民が誇れる沖縄市ブランドー。第三十一回市産業まつりが一月十九、二十日の二日間、県総合運動公園体育館と周辺広場を会場に開催された。 「ウチナーむんは、むるジョートー」をキャッチフレーズに行われたまつりは、天候にも恵まれ初日から多くの人でにぎわった。同まつりは、生産者の生産意欲と市産品に対する消費者の意識を高めることを目的としている。 物産品、工芸品、農産品、植木、水産品などの販売コーナーや沖縄そば、菊そば、やぎ汁、牛汁、てんぷらなどの飲食コーナーの外、織物、竹細工、ガラス、ろくろ、絵手紙、親子黒糖づくりなどの各体験教室も設けられた。また、ステージでは、ジャズ演奏、子ども三線演奏、ヒップホップダンスショー、フラダンス、コーラス、芸能のつどいなど多彩な演目が繰り広げられた。さらに、初の試みとして企画された、シークヮーサーの栽培講習会は大好評で連日多くの人が詰め掛けた。 特別出店として恒例になっている山形県最上広域市町村圏事務組合と長野県下伊那郡阿智村の両地方の特産品も展示即売され、多くのひとが買い求めていた。知花花織研究会や沖縄こどもの国も特別コーナーを設け、参加した。 買い物客の食と目を楽しませた、まつりは連日とも大盛況で県内各地から多くの人々が足を運び、昨年を上回る約七万二千二百人の人出があった。