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◆ 広報おきなわ3月号(No.405)
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米兵暴行事件
子供を守ろう。市民が動く
「絶対に許せない」東門市長ら強く抗議 市議会は謝罪と再発防止要求 「米軍基地の整理縮小」など県、市町村、各団体などが抗議決議
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▲外務省沖縄事務所前で記者団の質問に答える東門市長(右は野国北谷町長)(2/12) |
本島中部の女子中学生(14)を暴行したとして、沖縄署は二月十一日午前、在沖米海兵隊キャンプ・コートニー所属の二等軍曹タイロン・ハドナット容疑者(38)=北中城村島袋=を逮捕した。東門市長と野国昌春北谷町長らは十二日午前、米海兵隊外交政策部(G5)へ、午後に沖縄防衛局、外務省沖縄事務所など関係機関を訪ね、再発防止の抜本的な解決策の公表と被害者への謝罪を求めた。
「市民が立ち上がらねばならない」 市地域安全推進協議会が緊急会議
二月十一日、沖縄署から説明を受けた東門市長は「絶対に許されない」とコメント。翌日、午前、野国北谷町長らと即、各関係機関等を訪ね抗議を行った。 在沖米海兵隊外交政策部、在沖米四軍調整官事務所、在沖米国総領事館、沖縄防衛局、外務省沖縄事務所などを相次いで訪れた東門市長は抗議文で「米軍は、今回の事件により市民や県民が一層恐怖にさらされている現実を受け止め、今後どのような抜本的な方策を講じるのか市、県民へ明確な謝罪と実効性のある犯罪防止策を示すべきである。米軍構成員等の教育を徹底し、綱紀の粛正を図るとともに、被害者の女性と保護者に対して謝罪と適切な対応をするとともに、被疑者へ厳格な処罰を行うよう強く要求する」とした抗議文を手渡した。 外務省沖縄事務所で対応した今井正沖縄担当大使は「そのつど(事件のたびに)綱紀粛正、再発防止を訴えてきた中、今回の事件はきわめて遺憾で残念である。我が国の法律に基づいて適切に対処していくことが、住民の皆さんの目に見える形で安心感を与えるのでは」と話した。 また、市議会(喜友名市議会議長)も十三日午前、臨時議会を開き、被害者への謝罪や再発防止へ向けた抜本的解決策の公表などを求める抗議決議、意見書を全会一致で可決した。市議会は決議後、在沖米海兵隊外交制作部や沖縄防衛局など各五関係機関を訪れるなど抗議行動を展開した。 中部市町村会など各団体の抗議が相次ぐ中、十四日、市内の各種団体で組織する市安全推進協議会(大城信男会長)は市役所で緊急会議を行い、住民大会の開催などを決めた。会議では、「住民の声を米軍や国に強く訴えたい」などの声が相次いだ。
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▲抗議決議、意見書を全会一致で可決した市議会(2/13) |
▲住民の声を米軍や国に強く訴えていこうと市地域安全推進協の緊急会議が開かれた(2/14) | |
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