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◆ 広報おきなわ11月号(No.377)

快適な住環境整備の一役に
東部地域の消防体制の充実強化へ
──待望の市消防東部出張所建設──

完成予想図
沖縄市消防東部出張所の安全祈願祭が九月二十日、同建設工事現場(泡瀬一丁目62番)で行われた。

祈願祭には仲宗根市長をはじめ亀浜朝雄市消防長、豊里誠美(有)建人設計代表取締役、山城重幸(有)明城建設代表取締役、浜比嘉市議会議長ら多くの関係者が出席、工事期間中の安全を祈った。

仲宗根市長は「東部地域は、急速な人口増加により、救急・救助及び火災出動件数が増加傾向にあり、新たな消防署の建設が求められてきた。そして、本日、近代建築の粋を集めた立派な庁舎の安全祈願祭が執り行われたことは、東部地域三万人余の方々をはじめ、市民の待望への第一歩である。本出張所が東部地域における消防体制の充実強化と救急救命率の向上につながり、東部地域の住民が安心して暮らせる、快適な住環境整備の一助となるよう期待する」とあいさつした。

工事の無事故を祈り関係者でクワ入れ式が行われた
消防業務は地域環境が変化する中で、災害の複雑多様化、予防行政や救急業務の高度化など市民ニーズの多様化に伴い業務量は年々増加傾向にある。これら複雑多様化する消防行政を的確に推進するために、平成十一年に中部地域に消防本部、署を建設し、又平成十二年には、西部地域に山内出張所を建設した。東部地区においては、人口増加急増や出動件数増、走行限界時間、心肺停止後の蘇生率など、地域格差が生じており、消防行政の総合力を発揮するためには、基盤たる組織体制を整備し、変化する社会環境に即応し得る機動的、かつ活力ある組織体制の実現を図るとともに、地域住民から消防・防災のエキスパートとして信頼されることが大切である。そのためにも、早急に東部出張所(仮称)を建設し、市民の期待と信頼に応えられる消防体制の確立を図る必要があるとしている。

東部出張所は鉄筋コンクリート造二階建てで敷地面積二、四五〇・七四平方メートル。延べ面積八七五・八七平方メートル。事業費は約二億九千万円。完成は平成十八年三月の予定。

牛・豚・山羊など72頭を出品
自慢のプロポーションを審査
第31回市畜産共進会
多くの牛、山羊、豚が出品、細かなチェックが行われた
牛や豚、山羊などの発育状況や体積、プロポーションなどを競う第三十一回市畜産共進会(主催・沖縄市)が九月二十九日、市農民研修センター広場で開催され、多くの市民が詰め掛けた。

同共進会は家畜の改良と畜産経営の発展を目的に行われており、この日は丹精込めて育てている自慢の牛、豚、山羊など七十二頭が四部門に出品、審査が行われた。

審査では資質や品位、毛質、一般外貌、体のつりあいなど細かいチェックが行われ、「比較的に良い」と評価された。又、牛や山羊などは発育状況や体積豊かなものが多く、高レベルの審査内容だった。

各部門の優等は次の通り。(敬称略)
【肉用牛】若雌第一類、同二類=優等→池原絹代、成雌第一類、同二類=優等→山城善市、繁殖素牛=優等→仲泊元輝、【乳用牛】子牛=優等→登川文雄、若雌第一類、同二類=優等→高宮城実孝、【種豚】未経産第一類、経産第一類、同三類、若齢雄第一類、壮齢雄第二類=優等→諸見里安松、【肉豚】=優等→川満一正【山羊】未経産、経産、若齢雄、壮齢雄=優等→山城信子、【特別賞】県農林水産部長賞(肉用牛成雌第二類)→山城善市、県畜産会長賞(種豚未経第一類)→諸見里安松、島尻・中頭郡農業共済組合長賞(乳用牛成雌第一類)→高宮城実孝、市議会議長賞(山羊若齢雄)→山城信子、市農業委員会長賞(各部門)→池原絹代、高宮城実孝、諸見里安松、川満一正、山城信子
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