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◆ 広報おきなわ(No357) 3月号

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▲杭を海底に打ち込む作業をする作業員ら
平成十六年二月五日、沖縄市泡瀬先の埋立工事(仮橋の構築)が始まりました。沖縄県総合運動公園そばの仮設橋を沖合へ一〇五メートル延長する工事です。仮橋の橋脚となる杭を百三十五本海底に打ち込み、打ち込んだ杭の上にコンクリートの板を二百九十四枚設置します。

工事は三月二十五日まで行われ、中城湾に生息するトカゲハゼの繁殖期となる四月から七月までの間は海上工事を行いません。

また工事による周辺地域の環境に配慮して、事業者は以下の対策を行います。

(1)作業機械から油脂類が海上へ流出しないよう常に巡視点検整備を行います。(油脂が海上へ飛び散ることがあれば、即吸着材で吸い取るなどの措置をとります)

(2)発電機、建設機械は、低騒音型・低振動型を使用します。(できる限り騒音による迷惑が無いように配慮します)

(3)基礎杭の打設は、振動式杭打機を使用します。(振動させながら杭を打ち込むことによって、杭を上からたたいて打ち込むよりも騒音が小さくなります)

環境監視(モニタリング)を確実に行い、異常が発生した場合には工事の一時中断等の対策をとります。

このように事業者(沖縄総合事務局、沖縄県)は、周辺地域市民の生活に支障が出ないように、また干潟環境への影響を最小限に抑えながら埋立工事を進めています。市民が待ち望むみなとまちづくりに向けて開発が再び動き始めました。
(東部海浜開発局計画調整課)
市は障がいを持つ方々を現すときに、「障害者基本法」(法律)において位置づけられいる障がい者名「身体障害者」「知的障害者」「精神障害者」を日常的に使用しています。この用語自体は法律的に定義された用語であり、今後も法的な場面においては使用しなければなりませんが、障がいを持つ市民からは「障害」特に「害」の持つマイナスイメージにたびたび抵抗があるとの意見を聞いてきました。又、その業務を担う現場でも同様な議論があり、今後本市が独自に当事者を現す表現において使用する時には、そのマイナスイメージを払拭していこうと、あらゆる場面において積極的に「障害」を「障がい」にあらためることを決定しました。

障がい者に関するさまざまな課題は、当事者やその家族のみで解決することは困難であり、地域や社会の理解と支援が不可欠です。「障がい」を一人ひとりの個性としてとらえ、その理解と支援の輪を広げる観点から、沖縄市では今後「障害」が人に対して結びつく場合は「障がい」という表現に変えていきます。

当事者を取りまく社会の意識の変革がノーマライゼーション理念の推進に大きく関わることを念頭に、これからも「楽しく支え合い安心して生活できるまち」をめざして行きたいと考えています。
▲多くの参観者らが訪れた企画展
約百年ぶりに蘇った知花花織の復元、復興を核とした事業を展開する中、知花花織の魅力を紹介し、多くの人に見てもらおうと、沖縄市立郷土博物館企画展「知花花織」が一月二十四日から二月十四日までの日程で行われた。

知花花織は旧美里村知花や登川地域などで広がったとされる織物技術で、特徴としては紋様が縦方向に浮く花織。おもに村の祭りやウスデークなどの晴れ着として着用されていた。会場には市の文化財に指定されている花織三点のほか、織機や県内、アジアでの花織の分布、織の工程などが紹介された。期間中に県工業技術センターの小橋川順一さんの「知花花織―伝統の復元から創造へ」と題する講演も行われ、多くの参観者らが同企画展を訪れた。
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