■広報 おきなわ
12月号 NO.522

平成28年度決算に基づく
沖縄市財政の健全化判断比率等の公表について

 

○はじめに

 平成20年4月より「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」が一部施行され、平成19年度決算より市の全会計を対象とした連結実質赤字比率や、第三セクター等までを対象とした将来負担比率などの算定が義務付けられました。
 平成20年度決算より同法が本格施行され、早期健全化基準を超えた場合は財政健全化計画の作成、財政再生基準を超えた場合は財政再生計画の作成が必要になります。その場合、歳出の削減や、歳入の確保など、計画に沿った厳しい財政運営を行わなければなりません。
 沖縄市では、平成19年度決算から監査委員の審査を行った上で議会に報告し、公表を行っています。その結果、今回も含めて10年間、すべての指標について国が定める早期健全化基準を下回っており、財政運営状況が健全な段階であるという結果となりました。
 以上のことをふまえ、平成28年度決算に基づく沖縄市財政の健全化判断比率及び公営企業の資金不足比率を次のとおり公表します。

○健全化判断比率
○資金不足比率

○各比率の説明

  • 実質赤字比率…一般会計等でどの程度の赤字があるのかを表した比率です。
  • 連結実質赤字比率…市全体でどの程度の赤字があるのかを表した比率です。
  • 実質公債費比率…借金の返済がどの程度あるのかを表した比率です。
  • 将来負担比率…将来どの程度の負担があるのかを表した比率です。
  • 資金不足比率…各公営企業会計でどの程度の資金不足があるのかを表した比率です。

※ホームページ上でも、資料を公開しています。

URL:http://www.city.okinawa.okinawa.jp/ より「市政情報」→「財政」へとお進みください。

信頼できる方との出会いに感謝

~就労支援事例のご紹介⑦~

 市役所1階にある就労支援センターでは、若年者・子育て世帯・高齢者と併せて、障がいを持った方の就労相談から職場定着支援までを行っています。
 今回は、職場定着支援を行っている、大手総合スーパーで勤務されている方の事例をご紹介します。

【雇用者の声】

 日配(牛乳・チーズ等)の部署を担当し、女性社員が多い中、率先して重い物を運んでくれるなどの気遣いがあり、助かっています。挨拶も積極的で他の社員のお手本です。当社の経営理念の「善の発想」はまさに彼。彼の明るさや努力は素晴らしく、今後は業務に幅を広げてスキルアップをしていってほしいです。

【本人の声】

  勤務して6年目です。売り場案内でお客様と接して会話することが楽しいです。聴覚障害があるので、筆談での質問をお客様にお願いすることがあり、引き受けてくれるお客様もいらっしゃるので、ご理解くださりありがたいです。以前は人と話すのが苦手でしたが、仕事を始めてから信頼できる方と出会って、他の人との関わりも広がり、積極性も出てきました。趣味は友人とのバスケットと野球、青年会のエイサーで、仕事を優先しつつ、楽しんでいます。今後は、より多くのお客様に安心して買い物をして頂けるよう、また仕事の関わりの中で、お客様、自分、他の社員が気持ちよく思えるよう、取り組んでいきたいです。
 

●沖縄市就労支援センター TEL 098-934-3837