■広報 おきなわ
12月号 NO.522

『スタジアム・アリーナ』と『まちづくり』

平成29年度沖縄市中心市街地活性化協議会シンポジウム

 〝『スタジアム・アリーナと『まちづくり』について〟をテーマに、1114日、沖縄市民小劇場あしびなーで、平成29年度沖縄市中心市街地活性化協議会シンポジウム(沖縄市中心市街地活性化協議会主催)が開催された。
 第1部は、講師に株式会社 日本政策投資銀行 参事役 桂田 隆行 氏による『スタジアム・アリーナ』と『まちづくり』についての基調講演で、地域活性化の拠点となるアリーナに求められる機能・目的の解説や全国における先進地事例の紹介などが行われた。
 第2部では、上田紘嗣副市長がコーディネーターを務め、「地域活性化に向けたスタジアム・アリーナの可能性」をテーマにパネルディスカッションが行われた。6名のパネリストからは、市に建設予定のアリーナを地域活性化に繋げるべく、各専門分野から様々な意見が交わされた。
 各パネリストは次の通り。(敬称略・順不同)
■株式会社 日本政策投資銀行 参事役 桂田 隆行
■経済産業省 商務・サービスグループ
 サービス産業室 室長 藤井 法夫
■スポーツ庁 参事官(地域振興担当)付
 参事官補佐 曽根 直幸
■一般社団法人 日本トップリーグ連携機構
 理事・事務局長 田口 禎則
■株式会社 スポーツファシリティ研究所
 代表取締役 上林 功
■株式会社 ピーエムエージェンシー 代表取締役
 一般社団法人 コンサートプロモーターズ協会
 会員 比嘉 瑩

日頃の功績を讃える

平成29年度沖縄市教育委員会表彰式

 112日に沖縄市民会館大ホールにて、平成29年度沖縄市教育委員会表彰式典が行われた。
 表彰式典は、日頃より学校教育、社会教育、スポーツなどに深い関心と情熱を注ぎ、他の模範となる業績や善行があった児童や教職員、個人、団体を表彰しており、昭和58年より挙行して今年で35回目を迎える。
 式典では、児童生徒58人、教職員15人、個人20人、10団体が表彰された。
 社会教育の振興に寄与したとし表彰をされた久高清美さんは「今日の受賞を機に、更なる精進をしていきたい」と代表挨拶をした。

「赤く染まれ!」広島東洋カープ応援企画

市立図書館で企画・写真展開催

 セ・リーグ優勝2連覇を果たした広島東洋カープを応援しようと、市立図書館において、10月3日から25日まで「赤く染まれ!赤い装丁の本」の特集コーナーを設置した。
 また、近年発見された貴重な写真や関連図書を通して、戦前の沖縄市(旧美里村古謝)の様子を市民に伝えようと、写真展「1935沖縄 ふるさとの風景」も同時開催した。

ほしい暮らしは自分たちでつくる

リノベーションスクール@沖縄市

 実際の遊休不動産を題材にして、リノベーションを手がけてきたまちづくりの実践者と一緒に学び事業計画を作成するリノベーションスクールが、1110日から12日まで、本市で初開催された。
 3つのチームに分かれ、3日間にわたってまちまわり等をしながら事業計画を作成。スクール最終日の12日には、沖縄市雇用促進等施設(旧コリンザ2階)において、2件の不動産と中央パークアベニューの活用を提案する3つの公開プレゼンテーションが行われ、専門家から実現に向けてのアドバイス等がなされた。

障がい者の雇用促進に向けて

企業・当事者・保護者・支援者のための雇用促進フォーラム

 

 「企業・当事者・保護者・支援者のための雇用促進フォーラム〜リクルートオフィスサポートの取り組みから学ぶ〜(沖縄市就労支援センター主催)」が、1026日に沖縄市民小劇場あしびなーで開催された。
 第1部の基調講演では、多様な働き方のニーズに応えるため、遠隔地の在宅雇用者とのスカイプを使った会議の様子を実況中継し、業務内容の切り出しや環境的配慮などについて話された。第2部のトークライブでは、当事者が求める雇用環境への配慮や、沖縄中央病院における取組の事例などが紹介された。

人生の最期の選択を考える

沖縄市在宅医療・介護連携推進事業 講演会

 1113日に沖縄市民小劇場あしびなーにて、講演会「あなたは人生の最期をどこで迎えたいですか?自宅ですか?施設ですか?病院ですか?〜看取りの現場から〜」が開催された。
 中部協同病院内科医 犬尾仁先生による講演では、在宅看取りと病院での看取りのメリット・デメリットや、死亡者数の大幅な増加に伴う看取り先の確保困難が予想される近い将来は、施設を含む在宅看取りが一つの解決策であることなどが紹介された。
 また、介護施設や自治会、自宅で実際に看取りを経験した3人からの報告が行われた。

みんなできれいな街づくり

22回クリーンデーin沖縄市

 

 平成29年度 第22回クリーンデーin沖縄市が、1112日に各自治会地域内で行われた。
 国際文化観光都市にふさわしい街並みや豊かな自然を将来へ承継することを目的に、市が取り組む3Rや環境美化活動の推進の一つとして行われたもので、道路や公園などの清掃活動を通して、クリーンで住み良い街づくりを目指すもの。市内各自治会や企業、団体、行政などからの参加者が紙くずや吸い殻などの燃やせるごみ、空き缶や瓶、ペットボトルなどを分別しながら回収した。