■広報 おきなわ 7月号 NO.517

「セラム」になりました

ホワイトライオン命名式

 3月に東北サファリパークから寄贈され日々成長しているホワイトライオンの命名式が、 6月 4日沖縄こどもの国で行われた。
 応募総数4,850件の中でも「レオ」「シロ」「ムーン」「セラム」「ライト」の5つが多く寄せられ、同名の応募者から抽選で各 1人を命名式に招待した。
 命名式では、それぞれの名前が書かれた球を 5人のこども達がホワイトライオンに向けて転がし、ホワイトライオンが抱きかかえた球の「セラム」に決まった。
 「セラム」はホワイトライオンが生まれた東北サファリパークで呼ばれていた名前で、遠く離れた東北と沖縄とを繋ぐかのような奇跡が生まれた。
 「セラム」と命名した末武(すえたけ)昊大(こうた)君は「福島の人が名付けた名前を受け継ぎたいと思った。明るく元気に育ってほしい」と、笑顔で話した。

名前が決まったよ♪

与那国馬こどものナージキ

 4月10日に産まれた与那国馬のこどもの命名式『ナージキ』が、 5月28日に沖縄こどもの国で行われた。
 与那国馬のこどものお父さん馬は「どぅなん」、お母さん馬は「なびぃ」で、ともにンマハラシーで活躍する競走馬。第二子にあたるこどもの名前は、公募で寄せられた中から 4つ
に絞り、最終的に流鏑馬(やぶさめ)で「よな」に決まった。「よな」と命名した仲間煌梨(きらり)さん(8)は「自分が考えた名前が選ばれて嬉しい」と笑顔を見せた。

仲間煌梨さんと「よな」「なびぃ」

 

姉妹都市の友好を深める

沖縄市と東海市中学生交流

 本市の姉妹都市である東海市では、毎年沖縄を訪問し、自然や文化などに触れ、平和について学ぶことにより人間関係を深め、協調性を育成することを目的に沖縄体験学習を実施している。
 今年は6月4日から28日までの間、順次沖縄を訪れた東海市内中学校の生徒たちは、首里城や平和記念公園、ひめゆりの塔、渡嘉敷島などを巡り体験学習を行ったほか、市内6中学校で様々な交流会が行われた。交流会では、学校紹介や双方のまちの特色・ 歴史・ 文化を紹介、伝統芸能やダンスの披露、合唱などで友情を深めた。
 冬には本市の各中学校から男女1人ずつが代表で東海市を訪問する予定。

一緒に笑顔でポーズ
交流日程(夏季交流)

交流日

東海市中学校

沖縄市受入中学校

6月07日

横須賀中学校

安慶田中学校

6月09日

上野中学校

沖縄東中学校

6月14日

名和中学校

美東中学校

6月16日

加木屋中学校

宮里中学校

6月21日

富木島中学校

コザ中学校

6月28日

平洲中学校

美里中学校