これからもたくさんの本を読んできかせてね。

図書館へいこうよ15周年記念特別おはなし会

 市内の保育園や幼稚園のこどもたちに図書館へ来てもらい、素話や絵本などの読み聞かせを行っている児童サービス「図書館へいこうよ」が今年十五周年を迎え、八月七日、十五周年記念特別お話会が図書館四階ホールで開かれた。
 会の冒頭、十五周年を振り返るセレモニーが行われ、事業立ち上げ当時の担当者・金城清子さんが「幼児期という大切な時期に図書館でできることはないかとスタートさせた。こどもたちが本を好きになる大切なきっかけを作っている。これからも長く続けてください」と挨拶。利用者を代表して中の町幼稚園の宮平日陽さんと与儀七聖さんは『図書館へいこうよ』の日は朝からワクワクする。これからもたくさんの本を読んでください」と声をそろえて発表、また、安慶田小二年生の仲宗根もあさんは「保育園の頃、バスに乗って図書館に行くのが楽しみで、自分の好きな本を一つ借りて帰るのが嬉しかった。これからもたくさん本を読もうと思います」と参加した感想を話した。
 引き続き行われた特別お話会では、図書館職員や読み聞かせのボランティアの皆さん、くすぬち平和文化館の眞榮城栄子先生らが、手遊びや素話、人形劇、紙芝居などを次々と繰り広げると、会場につめかけたこどもたちは目を輝かせて「お話」に聞き入っていた。

▲立ち上げメンバー金城清子さんによる素話「エパミナンダス」。こどもたちは夢中
になってお話に聞き入っている

▲ページトップへ

オリイオオコウモリの人工哺育で
平成22年度繁殖表彰受賞

こどもの国の吉岡由恵さん

 日本動物園水族館協会の平成二十二年度繁殖賞受賞動物(人工哺育部門)に、沖縄こどもの国の「オリイオオコウモリ」(哺育担当者・吉岡由恵さん)が選ばれた。
 人工哺育部門へは、半年以上動物園で飼育した親動物が生んだ子で、親が子育てをしなかった場合のみ応募が出来る。今回受賞したオリイオオコウモリの「じゅんちゃん」は、昨年五月に同園で生まれたが、母親が十歳と老齢だったためか乳が出ず、生後三日目には床に落ちて衰弱していたため人工哺育に切り替えた。担当の吉岡さんはじゅんちゃんを観察し、状態をよく把握しながら、決まった時間にミルクをあげるなどして面倒をみた。一年経った今、普通より体はやや小さめだが、じゅんちゃんは大人のコウモリへと成長し、園で元気な姿を見せている。

▲無事成長したオリイオオコウモリのじゅんちゃんと飼育員の吉岡由恵さん

▲ページトップへ

露店ゲームに歌声喫茶、まるで昔の縁日のよう

一番街夕市 夏休み コザ劇場

工芸にもチャレンジ、夏休みの宿題もばっちり

 昔ながらの縁日のようなイベント「一番街夕市 夏休み コザ劇場」(主催・一番街商店街振興組合)が、七月二十四日、二十五日にコザBOX前で開催された。
 夕市では、沖縄民話の読み聞かせや水鉄砲最強選手権大会、露店ゲーム、懐かしい歌をアコーディオンの生演奏で歌える歌声喫茶など味わい深いコーナーが多数設けられ、訪れた人々は思い思いにイベントを楽しんでいた。また、コザ工芸館ふんどぅの協力で、皮細工や竹細工、木工などの工芸体験コーナーも設けられ、参加者たちは「自分で素敵なものが作れた」「夏休みの宿題が出来た」と喜んでいた。同市は八月にも開催された。

▲専門家から手ほどきを受け手工芸に挑戦するこどもたち。

▲ページトップへ

祝!ミュージックタウン3周年

大道芸を一堂に集めたイベントやエイサー、
大御所民謡歌手によるライブで賑わう

 ミュージックタウンがオープンから三周年を迎え、七月二十九日から八月一日にかけて、様々なイベントを企画して三周年を祝った。
 初日を飾ったのはオールスタンディングのロックライブ「GO!音とBACK音」、激しいサウンドで会場を熱狂させた。七月三十一日には「エイサー会館in音市場」が開かれ、エイサー演舞やエイサー体験、エイサーナイトと、この日はエイサー一色に。会場には太鼓の音に引き寄せられ、大勢の人々が集まった。最終日、音楽広場では大道芸人を一堂に集めた「南の島の大道芸フェスティバル」が開かれた。また音市場では、コザで活躍する民謡歌手が総出演する「コザ民謡酒場『華ぬ競演』」が開催され、会場を埋めた満員の観客は、歌い手たちの喉と小粋な舞台演出を楽しんだ。

▲山里ユキさんら、民謡酒場「友人」の皆さん。心に染みいる
澄んだ歌声に観客もうっとり。

▲ヘブンズヘンプのライブ。ご機嫌なサウンド
に観客も総立ち。

▲一輪車を操りながら炎が燃えるバトンをジャグリング。
客席からは大きな拍手が贈られていた。

▲ページトップへ

区民の交流の拠点として愛される施設に

池原公民館落成式

 池原公民館の落成式典が七月二十九日行われ、関係者らが多数参加して地域の拠点施設の完成を祝った。
 一九六六年に作られた以前の公民館は老朽化が激しかったため、自治会では平成十五年に建設委員会を立ち上げ、新公民館建設に向け様々な調整を行ってきた。平成二十年十二月には旧公民館の解体撤去工事を行い、二十一年九月に新公民館の建設スタート、今年の三月十九日に竣工し、四月から供用が始まっている。新公民館は沖縄防衛局から防衛施設周辺民生安定施設整備事業補助金と特定防衛施設周辺整備調整交付金の補助を受け、総工費約二億四千万円で建設された。建物はRC造平屋建てで二つの建物(「学習等供用施設」(住民の学習、保育、休養、集会などに供するための施設/五百三.四四平方メートル)と「多目的ホール」(約百五十人収容可能/二百五十二.四二平方メートル))が隣接する形で建っている。
 式典で與那嶺増文池原自治会長は「区民の意を汲んだ設計の建物が完成した。様々な活動の拠点として活用したい」と挨拶、東門市長は「住民が心を一つにする活動拠点としての公民館の役割は大きい。世代間交流や伝統芸能の継承の場として利用してほしい」と挨拶した。
 式典後は祝賀会を行い、地域の芸能愛好者らが歌や踊りを披露、落成式に花を添えた。

▲地域の芸能クラブメンバーによる「かぎやで風」で祝賀会ははじまった

▲ページトップへ

「たった一人のあなたその命を大切に」

沖縄市母子保健推進員協議会会長
与那嶺 奈美子

 「赤ちゃんのお世話は大変だ。お母さんすごいな!」この声は、沖縄市母子保健推進員の活動のひとつ、市内小中学校での『赤ちゃん抱っこ体験、妊婦体験』に参加した小学生からの感想です。みんな喜んで参加し、中には終了のチャイムが鳴っても「もっと抱かせて」と言う生徒もいます。実物大と重さの同じ模型の赤ちゃんを抱っこし、おしめ換えや着替えをさせる等のお世話をします。また、妊娠シミュレーターを使い自分がお腹にいた時の母親の気持ちを体験します。体験を通して子ども達は命の大切さ、家族の愛情を受けて育ってきた事を学び、両親や育ててくれた方々に感謝し、他人を思いやる心が育っていくことと思います。
 現在私達は五十名で活動しています。乳幼児健診の未受診者訪問、こんにちは赤ちゃん訪問、市の母子保健事業の協力等、様々な活動を通して、子育てを応援しています。貴方の地域にも母子保健推進員がいます、子育てについて気軽に声をかけて下さい。
【市民健康課 内線2235】

▲ページトップへ

夏空に勇壮な太鼓の音響く

第6回あがりなーざとエイサーまつり

★花火150発が夜空彩る★

 宮里小中学校区の青少年健全育成、地域の活性化、エイサーの継承・発展・創造を目的とした「あがりなーざとエイサーまつり」が七月十八日、宮里中学校グラウンドで開催された。
 今大会には美里こども会、東暁会、宮里老人クラブ、十青年会(照屋、知花、松本、嘉間良、泡瀬第三、うるま市江洲、池原、八重瀬町新城、園田、東)が出場、時折雨が落ちるあいにくの天気だったが、どの団体も渾身の演舞を披露した。ほかにも宮里中OBで作るバンド「AMG」もライブを行った。すべての演舞が終了すると締めは参加者全員でのカチャーシー。百五十発の花火も打ち上げられるなど、まつりは大いに盛り上がった。

▲息が合った迫力ある演舞で観客を魅了した泡瀬第三青年会。

▲ページトップへ

煙や地震の怖さを体験

放水やレスキュー、はしご車搭乗にも挑戦

夏休みこども消防、防火体験教室

 夏休みを利用してこどもたちに消防と防災の大切さを理解してもらおうと、「夏休みこども消防、防災体験教室」が七月二十五日、消防本部で開催され、親子百五十組が参加した。
 教室では地震や煙の体験、応急手当講習、放水やレスキュー、はしご車搭乗体験などが行われ、参加者は消防士から指導を受けながら真剣な様子で挑戦していた。保護者の一人は「こういう体験をしておけば、万が一の時の行動が変わると思う」と参加しての感想を話していた。

▲「火を狙って水をかけるんだよ」消防士から教わりながら放水にチャレンジする女の子

▲ページトップへ

平成二十二年八月一日付

管理職人事異動

 

平成二十二年八月一日付けで、管理職に以下の異動がありましたのでお知らせいたします。※( )内は旧職名

次長級異動

■市長部局
【企画部次長兼財政課長】源河朝治(企画部財政課長)/【健康福祉部次長兼健康推進室長】仲本兼章(健康福祉部次長兼健康推進室長兼国民健康保険課長)/【健康福祉部福祉事務所長】幸地良明(健康福祉部福祉事務所長兼障がい福祉課長)

■教育委員会
【指導部次長】川崎義隆(次長兼青少年センター所長)

課長級異動

■市長部局
【総務部総務課主幹】宮城秀好(経済文化部中心市街地活性化推進担当主幹)/【総務部総務課主幹】屋我幸雄(消防本部第三警備課第三警備課長)/【企画部基地政策課長】東江清雄(市民部環境課長)/【市民部平和・男女共同課長】森口まり(市民部平和・男女共同課課長補佐兼男女共同参画係長)/【市民部環境課長】宮里善伸(企画部基地政策課長)/【健康福祉部障がい福祉課長】大城勇(企画部基地政策課課長補佐)/【健康福祉部国民健康保険課長】座間味栄宜(健康福祉部国民健康保険課課長補佐)【健康福祉部市民健康課主幹】田場美智子(健康福祉部市民健康課副主幹)/【経済文化部文化観光課長】島袋秀明(経済文化部文化観光課主幹)/【経済文化部文化観光課主幹】狩俣和彦(市民部平和・男女共同課長)/【経済文化部農林水産課技幹】新城修(経済文化部中心市街地活性化推進担当技幹)/【経済文化部雇用促進担当主幹】金城隆(経済文化部文化観光課長)/【経済文化部中心市街地活性化推進担当主幹】天願亮(経済文化部商工振興課副主幹)/【建設部都市計画担当技幹】呉屋満雄(建設部下水道課長)/【建設部用地課長】石橋隆夫(建設部都市計画担当技幹)/【建設部下水道課長】高良幸雄(建設部用地課長)

■消防本部
【警防課長】比嘉安成(第一警備課長)/【通信指令室主幹】高嶺忠(警防課長)/【第一警備課長】知念順一(第一警備課第一通信係長)/【第三警備課長】木村清彦(総務部総務課主幹)

■教育委員会
【市立公民館主幹】松元司(教育総務課主幹)/【青少年センター所長】新里邦一(生涯学習課課長補佐兼社会教育文化係長)

▲ページトップへ