更新日:2026年7月17日
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~厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」参照~
睡眠は健康の維持・増進に不可欠な休養活動です。睡眠不足や睡眠の質が悪くなることで、さまざまな疾患の発症リスクや寿命が短くなるリスクが高まることが報告されています。また、睡眠の問題自体が精神障害の発症リスクを高めるという報告もあるため、「適正な睡眠時間の確保」と「睡眠休養感(*)の向上」が心身の健康を保持し、生活の質を高めるために重要です。
(*)睡眠で休養がとれている感覚のことを「睡眠休養感」といいます。睡眠時間が足りていても、ぐっすり眠った感じがしない、疲れがとれないなど睡眠休養感が低下してしまうと、心身の健康に影響を及ぼすことが分かっています。
令和5年度に実施した市民アンケートによると、1日の平均睡眠時間は、「5~6時間」が40.8%で最も多く、次いで「6~7時間」が33.4%、「7~8時間」が11.3%、「5時間未満」が11.1%となっています。
令和6年の厚生労働省「国民健康・栄養調査」では、6~7時間の割合がもっとも高くなっています。

複数の研究から、7時間前後の睡眠時間の人が、生活習慣病やうつ病の発症および死亡に至るリスクがもっとも低いことが分かっています。しかし、適正な睡眠時間は年代や個人によって異なります。厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、年代ごとに下記の通り推奨しています。

~高齢者~
睡眠不足よりも、長すぎる睡眠・寝床で過ごす時間に注意が必要です!!
~成 人~
~こども~
☽光
・できるだけ暗くして寝る ・スマホ・タブレットは寝室に持ち込まない ・起床時、日中はできるだ
け日光を浴びる
☽温度
・就寝1~2時間前に入浴し、身体を温めてから寝床に入る ・寝室は暑すぎず寒すぎない温度
☽音
・できるだけ静かな環境
☽その他
・リラックスできる寝衣、寝具で寝る
☽適度な運動習慣を身に着けることは、良質な睡眠の確保に役立ちます
☽しっかり朝食をとり、就寝直前の夜食を控えると、体内時計が調整され睡眠・覚醒リズムが整います
☽就寝前にリラックスし、無理に寝ようとするのを避け、眠気が訪れてから寝床に入ると入眠しやすくなりま す
☽規則正しい生活習慣により、日中の活動と夜間の睡眠のメリハリをつけることで睡眠の質が高まります
☽カフェイン(1日のカフェイン摂取量は400mgを超えないようにしましょう)
☽アルコール(晩酌は控えめにし、寝酒はしないようにしましょう)
☽ニコチン(禁煙を目指しましょう)
「眠れない」、「眠っても休養がとれた感覚がない」、「日中の眠気・居眠り」などの症状は、「睡眠環境、生活習慣、嗜好品」によって生じる場合と、「睡眠障害」によって生じる場合があります。生活習慣や睡眠環境、嗜好品の取り方などを見直しても症状が続き、日常生活に支障をきたす場合は睡眠障害の可能性があります。かかりつけの医療機関で相談しましょう。
「健康づくりのための睡眠ガイド2023」(厚生労働省)(外部サイトへリンク)
「健康づくりのための睡眠ガイド2023」に基づき、成人、こども、高齢者の対象別に、良質な睡眠をとるための参考となる情報がまとめられています。ご活用ください。
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