更新日:2023年8月3日
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夏季の豪雨や台風などによる大規模な風水害が日本各地で発生しています。避難所や在宅避難では、気温や湿度が高くなる時や冷房機器が使用できない時は熱中症に注意が必要です。気温や湿度が高くなる時は、いつでもどこでもだれでも熱中症にかかる危険性があることを意識して、熱中症の予防・対策を行うようにしましょう。
災害時には、水や電気などが制限されるような状況が起こりえます。そのために、気温・湿度のコントロールやこまめな水分補給が難しくなるだけでなく、慣れない環境でのストレスにより体調が変化する、睡眠不足や生活のリズムが乱れやすくなるなど、熱中症の危険性が高くなります。特に夏季に災害が発生した際は、熱中症に注意が必要です。(夏季でなくても、気温や湿度が高くなる時は注意しましょう。)
詳細はコチラをご確認ください!《医師が教える災害時の熱中症対策》
災害時に備え、日頃から十分な備蓄をしておく必要がありますが、熱中症対策グッズとしては、水分・塩分を補給するもの、体を涼しく保つもの、自分の今いる環境を知るものを準備しましょう。
感染症対策がとられる際も、熱中症に注意しましょう。
※新しい生活様式下での熱中症対策は、今後新たな知見や研究結果によって変化する場合があります。
暑い環境でマスクをつけて生活や活動をしていると、呼吸による放熱が妨げられたり、呼吸に負担がかかったりすることで、体温の上昇を抑えることが難しくなると考えられます。
また、マスクをしていることでこまめな水分補給が妨げられ、水分の摂取量が減ってしまうこともあるでしょう。マスクをつけている時は意識して体の熱を逃がすように冷却グッズを活用し、水分をこまめにとるようにしましょう。
感染症予防の観点から、災害時も周囲の人とのコミュニケーションが減少することも考えられます。
コミュニケーションが減少することで、体の不調を伝えることができず、熱中症やそれ以外の体調不良につながることもあります。
熱中症について知り、予防・対策を行いながら、体調に不安を感じた時は周囲の人や、医療機関・行政担当者などに伝えるようにしましょう。自分や周りの人が不調になった際に、どこに伝えるべきか事前に確認しておくことも大切です。
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