更新日:2024年6月3日
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・広域的に過去に例のない危険な暑さ等により、熱中症救急搬送者数の大量発生を招き、医療の提供に支障が生じるようなおそれがある場合に発表されます。
・具体的には、都道府県内の全ての暑さ指数情報提供地点において暑さ指数35以上となる時などが該当します。
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熱中症警戒アラート | 熱中症特別警戒アラート | |
概要 |
気温が著しく高くなることによりより熱中症による人の健康に係る被害が生ずるおそれがある場合 | 気温が特に著しく高くなることにより熱中症による人の健康に係る重大な被害が生ずるおそれがある場合 |
発表基準 | 府県予報区等内のいずれかの暑さ指数情報提供地点における、日最高暑さ指数(WBGT)が33に達すると予測される場合 | 都道府県内において、全ての暑さ指数情報提供地点における翌日の日最高暑さ指数(WBGT)が35に達すると予測される場合 |
発表時間 | 前日午後5時ごろ 及び 当日午前5時頃 | 前日午後2時頃 |
※暑さ指数(WBGT)とは
アメリカで考案された気温とは異なる指数で、(1)湿度、(2)日射、(3)気温の3つを取り入れた指標です。暑さ指数が35を超えると、過去に前例のない暑さとなり、熱中症救急搬送患者の大量発生を招き、医療の提供に支障が生じるような人の健康に重大な被害が生じる恐れがあります。
(2023_熱中症警戒アラートポスターより切抜き)
■2023_熱中症警戒アラートポスター(PDF:677KB)
■2024_熱中症特別警戒アラートポスター(PDF:356KB)
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熱中症とは、高温多湿な環境に長時間いることで、体温調整機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、救急搬送されたり、場合によっては死亡することもあります。
沖縄県においても年々熱中症による救急搬送件数は増加傾向で、その大半が成人から高齢者となっています。搬送された後の種別としては、軽症例が大半を占めますが、発生場所は意外にも室内での発生が多い状況です。
【年度×年代別 救急搬送件数】
【年度×種別別 救急搬送件数】
【年度×種別別 救急搬送件数】
参照データ:総務省消防庁HP「熱中症情報」(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
高齢者は暑さや水分不足に対する感覚機能やからだの調整機能も低下する傾向があるので、注意が必要です。また節約のためやエアコン・扇風機が苦手などの理由により、これらを使わず、室内の湿度や気温が上昇してしまい熱中症になってしまうケースも多いようです。これらについては、すだれなどを上手く活用したり、エアコン・扇風機の風を直接受けないように風向きの工夫を行うなどの対策を行うと良いでしょう。
自力で水が飲めない、応答がおかしい時は、ためらわず救急車を呼びましょう!※※
例えば、涼しい沖縄市立図書館を利用して、熱中症予防とすてきな本との出会いで一石二鳥!他にも市内でやっている各室内イベントに参加することもおススメです。
屋内でも屋外でも、のどの渇きがなくてもこまめに水分補給。トイレに行くのを面倒だと思わないで。
熱中症警戒アラートの発表状況(沖縄地方)_環境省(外部サイトへリンク)
熱中症警戒アラートは、暑さ指数予測値に基づき、前日17時及び当日5時の1日2回、発表されます。
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