更新日:2023年5月16日
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熱中症とは、高温多湿な環境に長時間いることで、体温調整機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、救急搬送されたり、場合によっては死亡することもあります。
沖縄県においても年々熱中症による救急搬送件数は増加傾向で、その大半が成人から高齢者となっています。搬送された後の種別としては、軽症例が大半を占めますが、発生場所は意外にも室内での発生が多い状況です。
【年度×年代別 救急搬送件数】
【年度×種別別 救急搬送件数】
【年度×種別別 救急搬送件数】
参照データ:総務省消防庁HP「熱中症情報」(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
高齢者は暑さや水分不足に対する感覚機能やからだの調整機能も低下する傾向があるので、注意が必要です。また節約のためやエアコン・扇風機が苦手などの理由により、これらを使わず、室内の湿度や気温が上昇してしまい熱中症になってしまうケースも多いようです。これらについては、すだれなどを上手く活用したり、エアコン・扇風機の風を直接受けないように風向きの工夫を行うなどの対策を行うと良いでしょう。
自力で水が飲めない、応答がおかしい時は、ためらわず救急車を呼びましょう!※※
例えば、涼しい沖縄市立図書館を利用して、熱中症予防とすてきな本との出会いで一石二鳥!他にも市内でやっている各室内イベントに参加することもおススメです。
屋内でも屋外でも、のどの渇きがなくてもこまめに水分補給。トイレに行くのを面倒だと思わないで。
熱中症警戒アラートの発表状況(沖縄地方)_環境省(外部サイトへリンク)
熱中症警戒アラートは、暑さ指数予測値に基づき、前日17時及び当日5時の1日2回、発表されます。
参考サイト:厚生労働省HP「熱中症予防のための情報・資料サイト」(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
「熱中症警戒アラート」は、熱中症の危険性が極めて高くなると予測された際に、危険な暑さへの注意を呼びかけ、熱中症予防行動をとっていただくよう促すための情報です。令和3年4月28日から全国を対象に、運用を開始されました。
近年、熱中症による死亡者数・緊急搬送者数は著しい増加傾向にあり、気候変動等の影響を考慮すると熱中症対策は極めて重要な課題です。これまで、気象庁の高温注意情報や環境省の暑さ指数(WBGT)等によって国民に注意を呼びかけてきましたが、令和2年度からは、環境省と気象庁が連携して、より効果的な予防行動へ繋げるための新たな情報提供を検討し、実施することになりました。
熱中症リスクの極めて高い気象条件が予測された場合に、予防行動を促すための情報発信を広く行うため、発表には熱中症との相関が高い「暑さ指数(WBGT)」を用います。暑さ指数の値が33以上と予測された場合、気象庁の府県予報区等を単位として発表されます。また、発表内容には、暑さ指数の予測値や予想最高気温の値だけでなく、具体的に取るべき熱中症予防行動も含まれていることが特徴です。
環境省が「環境省熱中症予防情報サイト(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)」にて発信している暑さ指数(WBGT)の予測値及び実況値を、バイザー(株)が運営する高速メール配信システム「すぐメール」により個人向けに配信するサービスがあります。
環境省熱中症予防情報サイトの暑さ指数メール配信サービスによりアクセスし、必要な情報の登録を行います。
令和5年4月26日(水曜日)から令和5年10月25日(水曜日)(サイトの暑さ指数発信期間と同じ)
詳しくは、環境省「環境省熱中症予防情報サイト(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)」をご覧ください。
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