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◆ 広報おきなわ10月号(No.376)

「ヒストリート」オープン


戦後のコザが満載
必見−コザの歴史を展示−
市戦後文化資料展示室、初日から盛況
初日から多くの参観者が訪れたヒストリート、戦後の資料が所狭しと並ぶ
沖縄市(コザ)の戦後史が一目でわかる─。戦後六十年。「沖縄市民平和の日」(沖縄戦の降伏調印の日)の九月七日、パルミラ通りに市は、戦後文化資料展示室「ヒストリート」を開設、関係者らでオープンを祝うセレモニーが行われた。

同展示室は戦後史や当時の文化などが一目でわかるよう、写真パネル、年表、戦後の雑貨品などがふんだんに展示されている。又、Aサインバーを再現したカウンターや並ぶウィスキーやコーラ、ビール瓶など、どれも時を感じさせるものばかり。さらに終戦後建設されたというコンセット(かまぼこ型プレハブ)や米軍基地フェンスの実寸大模型などがさりげなく立ちはだかり、演出も凝っている。

展示室は商店街の空き店舗を借りて開設、商店街の活性化にも一役担っている。

セレモニーで仲宗根市長は「戦後二十七年間の米軍統治時代の資料を中心に展示しており、このヒストリートを通して、異彩を放つ本市の戦後史と文化を考えていただきたい」とあいさつ。

同展示室は午前十一時から午後七時まで。入場無料。月曜休み。

沖縄版あしびなーキッズミュージカル
オズの魔法使い
大好評、客席から大きな拍手
詰め掛けた観客から大喝采が送られたオズの魔法使い
「うごく心、ときめく体」〜遊びの中から生まれるエネルギーを発見し、楽しみながら育っていこう、育てていこう〜を合い言葉に昨年八月に結成した「あしびなーキッズ」が約一年間の練習を重ね、八月二十一日、市民会館大ホールで自信いっぱいの舞台発表、晴れの公演が行われた。上演されたのはミュージカル沖縄版「オズの魔法使い」で幼稚園生から大人までの約百人が出演した。構成・演出・振り付けは昨年に続き、舞踊家で演出家の神崎由布子さんが務めた。

今年は同ミュージカル三年目の完結版でステージも市民小劇場あしびなーから市民会館大ホールへ移し、けいこも約一年がかり、又、市子ども三線学級の生徒たちも出演するなど話題も豊富。会場の大ホールは満席状態で大好評。子どもたちの明るく伸び伸びと元気よく演じる姿に客席からは終始大きな拍手が沸いていた。

週末&街角ライブinKOZA
土曜日の夕刻はライブで
週末ライブが面白い
−音楽の街づくり事業
九月三日を皮切りにスタートした街角ライブ。中の町小学校吹奏楽部の児童ら
土曜日の夕刻は胡屋地区へ集合。「週末&街角ライブinコザ」が九月三日を皮切りにスタートした。同イベントは商店街パワーアップ支援事業費「音楽の街づくり」事業(主催・沖縄商工会議所・沖縄市TMO協議会)として行われているもので、市の特徴である音楽文化を通じて、中心市街地の活性化のためのネットワークづくりと人材発掘・育成を目指し、中の町ミュージックタウン整備事業につなげていくことを目的としている。事業は九月から十二月までの間、毎週土曜日の午後六時からの計十七回。胡屋地区の各通り会をステージに展開される。初日の三日は一番街商店街で中の町小学校、美東中学校、コザ高校の各吹奏楽部やコザフェスタが出演。商店街を訪れた買い物客の皆さんらに演奏を披露した。
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