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◆ 広報おきなわ(No356) 2月号

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第26回沖縄市文化祭
表  紙
災害から市民の生命、財産を守ろうと決意する消防職員ら
整列する消防職員らを観閲する仲宗根市長、稲嶺県知事ら
「その油断、火から炎へ、災いへ」―平成十六年沖縄市消防出初式が一月六日午後、市消防本部で行われた。

暖かい天候に恵まれた出初式は多くの関係者らが参加する中、消防職員、消防団員、市婦人防火クラブ会員が引き締まったおもむきで整列。仲宗根市長を先頭に市長観閲、消防協力者への表彰、消防職員、団員への表彰が行われた。

協力者表彰では発生した火災の人命救助と消火活動に積極的に協力したとして、火災発見、初期消火を行った比嘉礼子さん。人命救助、消火活動を行ったトーマス・ガイザさん、スコット・ゼンバーさんに感謝状が贈られた。

式典で仲宗根市長は「本市は消防技術の向上を図ることはもとより、近代的な体制づくりを推進するとともに、質の高い消防行政に努力を傾注してきた。今後も訓練、技術の研鑽に励み、不測の事態にはその威力を十分に発揮し、沖縄市から災害ゼロを目指し、一層精進して下さい」とあいさつ。

稲嶺惠一県知事は「近年の消防防災行政を取り巻く環境は、社会経済情勢等の変化に伴い、都市における人口の集中、経済の中枢機能の集積により被害も大規模化の傾向にある。消防職員及び団員の皆様には各災害等から地域住民を守るため日夜献身的に活動されていることに敬意を表する。沖縄市消防本部もこれまで以上に充実した消防防災体制の構築に努めて下さい」と祝辞を述べた。

一日消防長を務めたミスハイビスカスの田場美奈子さんは「多様化する災害に対応するため、消防技術の情報システム化や近代的な設備の導入などにより、今後も市民と一致協力し平和で豊かな地域になるよう皆様の活躍を期待します」とあいさつした。

式典後、訓練披露や婦人防火クラブによる炊出し、また市内保育園児らで構成されている市幼年消防クラブの子供達を招きもちつき大会も行われた。

訓練披露は消防団員らによる小型ポンプ放水や婦人防火クラブによる消火活動のほか、消防職員の訓練披露はビルに火災が発生したことを想定、逃げ遅れた住民をポンプ車やはしご車などの三連ばしごで救出、意識などを確認、病院に搬送するまでを披露した。

市の平成十五年の火災発生件数は三十一件で損害額は一千三百七十九万円。火災発生原因はたばこ四件、電灯等の配線四件、コンロ二件、その他五件など三十一件が発生している。
▲日頃の訓練の成果を披露する消防職員と団員ら
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