美東中学校の女子ハンドボール部が、富山県で開催された「第13回春の全国中学生ハンドボール選手権大会」に出場し、見事優勝した。市内中学校の女子ハンドボール部の全国制覇は初めて。
　選手は４月17日に市役所を訪れ、桑江市長、比嘉教育長へ優勝の報告を行った。キャプテンの比嘉楓さんは「これからは追われる立場になるが全国一のチームというプライドを持って戦っていきます」と意気込みを話した。

　平成30年度沖縄市平和大使に市内の中学生17人と社会人３人が認定され、５月８日に桑江市長から認定状が交付された。市では沖縄戦の悲惨な体験や教訓を次の世代へ伝えていくとともに、平和な世界を実現させることを目的に平和大使研修を行っている。平和大使は今後、沖縄の歴史や戦争に関する講義を受けるほか、戦跡めぐりや平和記念資料館の見学、広島平和記念式典への参列などを行い、戦争の悲惨さや生命の尊さを学ぶ。

　市赤十字奉仕団の会員増強運動出発式が５月９日に市役所の市民ホールで行われた。同運動は日本赤十字社の「人間のいのちと健康、尊厳を守る」という使命を実現するため、会員増強と会費の増収を目的に、毎年、赤十字運動月間の５月に開催されている。出発式で市赤十字奉仕団の仲宗根吉子委員長は「支援を求める人に手を差し伸べられるよう１人でも多くの人に赤十字を理解し、加入してもらいたい」とあいさつした。また、日本赤十字社沖縄市地区長を務める桑江市長から市赤十字奉仕団に社資（活動資金）が贈られた。

　市立図書館で４月27日から５月13日まで「しろませいゆう作品展」が開催された。しろま氏はデザイン事務所主宰を務めながら絵本やアート作品を制作しており、作品展では、沖縄タイムスの「ワラビー」で連載している「読み聞かせ劇場」のパネルと原画が展示された。５月12日には、しろま氏が市立図書館を訪れ、絵本の読み聞かせや、方言の意味を当てるしまくとぅばクイズを行い、参加したこどもたちや保護者を楽しませた。