■広報 おきなわ
6月号 NO.528

健やかな成長を願う

沖縄こどもの国 コイのぼり掲揚式

 「沖縄こどもの国 コイのぼり掲揚式」が、4月26日に同園内ワンダーミュージアム横広場で行われた。今年は「ともだち」をテーマに30団体がコイのぼりを制作し、その中から選ばれた5団体の園児が沖縄こどもの国の与那国馬の「ナビィ」と「ヨナ」や大東犬の「チャッキー」と一緒に童謡「こいのぼり」の歌を元気に歌いながら大空高くコイのぼりを掲揚した。
 主催した沖縄こどもの国の高田勝園長は「一年中健康で、すくすくと皆さんが育つように願いを込めて空高くコイのぼりを揚げましょう」とあいさつした。「沖縄こどもの国 コイのぼり大賞」には、松本保育園が選ばれ、賞状とふれあい広場で利用できるエサあげチケットが贈られた。大賞になった松本保育園の園児は「楽しかった。みんなに笑顔になってほしいとの気持ちで作りました」と話した。

▲松本保育園の園児たち
▲大空を泳ぐコイのぼり

新たな観光資源が誕生

東南植物楽園「琉球金宮観音菩薩像」建立

 昨年8月から東南植物楽園に移築が進められていた琉球金宮観音菩薩像(則松金藏氏作)が完成し、横浜毘沙門天真照寺の住職による入魂式と建立記念式典が、4月14日に同園で開催された。
 晴天のもと、同園を運営するタピックの宮里好一代表や桑江市長、市内自治会長や多くの関係者が参列した。
 東南植物楽園は1968年に創業し半世紀を迎えた。新たな半世紀の歩みとして、世界の誰もが願う平和と他者の安寧を祈る場、アジアや世界の多文化から学び交流し、人々の心を整え、希望と生きる力が得られる空間の創設につなげたいと考え、宗教的象徴としてではなく、アジア共通の文化のひとつである仏教芸術として観音菩薩像を建立した。
 本市の新たな観光資源として、心のやすらぎ、力強く生きる希望を得られるパワースポットとなることが期待されている。

▲約25mの高さから園内を見守る琉球金宮観音菩薩像

新鮮な魚で大盛況

パヤオまつりに多くの来場者

 パヤオまつり(市漁業協同組合パヤオ研究会主催)が、4月29日に泡瀬漁港で開催された。
 まつり会場では、県漁船海難遺児募金など様々な団体への募金を呼びかけ、協力した来場者に、魚汁2,000食やおにぎり、もずくが振る舞われた。ステージでは、マグロの解体ショー、草花チャリティーオークションが行われたほか、マジックショーや大道芸、琉球ポップスライブ、創作太鼓も披露された。マグロの解体ショーでは重さ約50㎏のキハダマグロが豪快に解体され、ブロック状に切りわけセリにかけられた。新鮮なマグロが格安で購入できるため大勢の購入希望者が参加し、盛り上がった。
 そのほかにも市エイサーキャラクターのエイ坊&サーちゃんとの撮影会や消防車両やパトカー展示など多彩な催しが行われ、訪れた多くの来場者を楽しませた。

▲豪快にマグロをさばく
▲大盛況のセリ販売