■広報 おきなわ
5月号 NO.527

地域をつなぐ多彩な伝統芸能

照屋公民館まつり

 公民館を利用してサークル活動をしている住民の発表の場、会員が楽しく交流・親睦をしながら楽しめる場などをつくることを目的とした照屋公民館まつりが、3月25日に開催された。
 照屋松樹会や婦人会、青年会のほか、地域のゆんたくサロンや琉舞道場等から、舞踊や三線等の演奏、エイサーなど日頃の活動の成果が発表された。
 また、県を代表する伝統芸能である組踊を照屋地域にも根付かせたいと、2年に一度、特別演目として上演されてきた組踊「万歳敵討」も披露され、半年にわたり練習を重ねてきた地域の皆さんが出演し、堂々とした演舞で観客を惹きつけた。


▲観客を惹きつけた組踊「万歳敵討」

自助・共助で防災力を高める

泡瀬第一自主防災組織防災訓練

 地震やそれに伴う巨大津波に対する地域防災力を強化し、安全な地域創りを目指そうと、3月18日に泡瀬第一自主防災組織が津波総合防災訓練を実施した。
 情報伝達、要支援者安否確認・避難誘導、自主避難の班毎で行われ、訓練後の検証会議では、車椅子の要支援者の避難誘導をした参加者から、避難に想定以上の時間を要した点や舗装の悪い歩道等が報告された。

 

新自治会長紹介

 安慶田自治会と泡瀬自治会と泡瀬第一自治会に4月1日付けで新たな自治会長が就任した。安慶田自治会は宮城義和さんに代わって狩俣伸悟さん、泡瀬自治会は渡嘉敷直也さんに代わって桑江良尚(よしなお)さん、泡瀬第一自治会は田島弘子さんに代わって山城正博さんが会長に就任した。
 自治会では住みよい地域の実現を目指し、様々な取り組みを行っている。


左から
【安慶田自治会】狩俣 伸悟 会長
【泡瀬自治会】桑江 良尚 会長
【泡瀬第一自治会】山城 正博 会長

 昨年12月、新聞に残念な記事が掲載されました。沖縄県の平均寿命が女性7位(87.44歳)、男性36位(80.27歳)となり、5年前の調査より男女ともさらに順位を落としてしまいました(女性3位、男性30位)。


その原因は?

脂肪分の多い食生活、過度のアルコール摂取や運動不足等が生活習慣病を招く要因となっています。また、65歳以下の「働き盛り世代」の死亡率が男女とも全国ワーストとなり、平均寿命に影響を与えています。


自分自身でできること

年に1度は健診の受診を!

市が実施する健診のほか、職場健診や人間ドック等を受診し、自分の体をチェックすることで、病気を未然に防ぐことも可能です。


毎日、プラス1皿の野菜を!

生活習慣病を予防するのは野菜の摂取量を増やすことが効果的。野菜をしっかりとるためのコツとして、①火を通す ②カット、冷凍、乾物野菜を使う ③主菜に付け合わせの野菜を添える等があります。


1日10分多く歩く!

いつもより10分多く歩くことでメタボ予防効果、リラックス効果、脳や免疫機能の活性化等の効果が期待できます。

市民健康課(内線2241)