■広報 おきなわ
5月号 NO.527

 花で彩る動物園の春

沖縄こどもの国花まつり2018

 今回で9回目となる沖縄こどもの国花まつり2018が、2月17日~3月17日まで同園で開催された。
 園内は4万株以上の花で彩られ、メインゲートを入るとフラワータワーが来場者を出迎え、グリーンハウスやゾウのトピアリーなど、ハイビスカス広場周辺まで色鮮やかな花畑やフォトスポットが並んだ。満開の花と春の訪れを楽しむ家族連れで賑わった。
 期間中、ひなまつりと連動したイベントのほか、花や樹木を活用した講習会なども企画された。
 花まつり終了後の3月18日に行われた花のつめ放題には行列ができ、期間中来場者を楽しませてくれた花々のポット苗から好みの花を選び、購入した袋一杯に持ち帰っていた。

50年目のアニバーサリーフェスタ

東南植物楽園 創業50周年

 「植物の楽園は人にとっても楽園に違いない」との志を抱き1968年に開園してから、今年で50周年を迎えた東南植物楽園で、3月3日から4月8日までアニバーサリーフェスタが開催された。
 50年の歴史を写真等で振り返る東南歴史展や以前に撮影した写真をもとに当時のシチュエーションで再現するタイムスリップ・ガイドツアー、フォトコンテストなど特別イベントが開催された。
 また、おきなわブーゲンフェアも同時開催され、南国ならではの色鮮やかなブーゲンビレアで作られた高さ8mのブーゲンタワーやフォトスポットを巡るスタンプラリー等のほか、3月16日からはライトアップした花や園内のイルミネーションで来場者を楽しませた。

▲高さ8mのブーゲンタワー
▲写真で振り返る東南歴史展

チョウのように羽ばたけ

山内幼稚園で修了セレモニー

 山内幼稚園(前田真利園長)で3月16日に修了記念セレモニーが行われ、卒園児が一斉にチョウのオオゴマダラを放った。セレモニーは卒園する喜びを味わってもらおうと、園児が育ててきたオオゴマダラを放つもので、今回で8回目となる。オオゴマダラは日本最大級のチョウで金色の特徴的なさなぎになることでも知られている。セレモニーで園児たちはオオゴマダラの歌を合唱し、放チョウすると、大空をふわふわと羽ばたくオオゴマダラに目を輝かせ歓声をあげた。

▲オオゴマダラを放ち、笑顔を見せる園児たち