■広報 おきなわ
11月号 NO.521

動物と対決!沖縄こどもの国大運動会

 

 10月 9日の体育の日に、沖縄こどもの国で大運動会が開催された。
 大運動会はサプライズで、インドゾウの琉花と綱引き対決が行われ、ゾウの怪力に驚きの声が上がった。また、『ゾウ飼育員さんに挑戦!ゾウのうんこ拾い』や『ウマに挑戦!与那国馬のかけっこ競争』など、動物との直接対決では普段感じることの出来ない動物たちの能力の高さや飼育員さんのお仕事に触れ、会場は大いに盛り上がった。

 

〝テンズー″です!よろしくね♪

東南植物楽園 リスザル命名式

 9月17日に東南植物楽園で初のリスザル命名式が行われた。 7月18日にコモンリスザルの赤ちゃんが誕生し、夏休み期間中に一般公募した約7 0 0 件の中から、牟田部(むたべ)一華ちゃん(市在住・ 4歳)が名付けた、父テンテンと母アズーの名前から組み合わせた「テンズー」に決定した。

 

3さいになりました!

沖縄こどもの国 キリンのワビスケ

 

 沖縄こどもの国で9月30日、アミメキリンのワビスケが3 才の誕生日を迎えた。
 この日集まった子ども達が、ニンジンで飾り付けをした特製食パンケーキでお祝いし、飼育員からのワビスケクイズで盛り上がった。
 ワビスケは2014年に生まれ、2016年3 月に多摩動物公園(東京都)から沖縄こどもの国にやってきた。

今月のヒストリート

 今年度最後の企画展「コザ暴動と毒ガス移送」をヒストリートⅡで開催中です。
 1970年12月20日に起こった「コザ暴動」は、真夜中から朝方までの約6時間、2千人、3千人とも言われる群衆が、軍道24号線(現国道330号)の胡屋十字路から山里交差点、ゲート通り、嘉手納基地第2ゲート内までの約2キロメートル間で、米軍関係車両80数台や建物に火を放ち、米軍に対し多大な被害と損害を与えた事件でした。
 事件の発端は、米兵の運転する車と横断中の沖縄男性との接触事故でした。そして群衆の怒りの炎となったのは、事件の約1週間前、飲酒運転の米兵が糸満で主婦を轢殺した事件が軍法会議で無罪になったこと、年明けには知花弾薬庫に貯蔵されている毒ガスの移送で住民らが反対する中、旧美里村の登川や池原、天願桟橋までの住民地域を移送路とする計画が進んでいたことが主な背景とされ、当時の大山市長は「沖縄全体が政治的な火山列島のようなものだった。それが基地の街という、一番地殻の弱いコザで爆発した」と述懐しています。
 米軍統治の時代〝戦後沖縄の縮図〟〝基地の街〟と言われた沖縄市の象徴的な出来事「コザ暴動と毒ガス移送」展へぜひお越しください。

 

「リカ、ケーラ」
ゲート通りから東をのぞむ。
1970年12月20日
提供:Lawrence K.Gray
 

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