■広報 おきなわ
11月号 NO.521

第2回 おきはカフェin おきなわ city-hall

 

 認知症について学ぼうと、9月20日に市役所市民ホールにて「第2回おきはカフェinおきなわ city-hall」が開催された。
  参加者は設けられたカフェコーナーで、コーヒーなどを飲みながら、認知症について知識を深め、情報交換を行った。また、寸劇で楽しく認知症を学んだほか、スクエアステップなどで体を動かしながら認知症予防運動を体験した。
  そのほか、パネルによる事業所紹介や作品展が行われ、多くの方が認知症について考える機会となった。

 

気づけ!腎臓のSOS‼

健康づくり講演会

 健康に関する知識を普及・啓発し健康寿命の延伸につなげることを目的に、9月24日、市民会館中ホールにおいて「気づけ!腎臓のSOS!!~手遅れになるその前に~」をテーマとした健康づくり講演会が開催され、128人の市民等が参加した。
 沖縄県立中部病院・腎臓内科部長の宮里均氏による「腎臓の働きについて」、同病院・栄養管理室長の金城千賀子氏による「疾病予防のための食事指導」、医療法人貴和の会すながわ内科クリニック院長の砂川博司氏による「糖尿病でなぜ腎臓が悪くなるの?」と題した講演のあと、会場からの質問に答えるパネルディスカッションが行われた。

 

「糖尿病に気をつけよう」と言われるのはなぜ?

 11月14日は「世界糖尿病デー」です。世界糖尿病デーは世界的に広がる糖尿病の予防・治療を啓発するため、国連で決められたものです。糖尿病とは血糖値が高くなることにより、血管が傷つき動脈硬化のリスクが高まる病気です。糖尿病が進行すると、糖尿病性神経障害や糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症といった合併症を起こす場合があります。糖尿病性神経障害は足のしびれや感覚が鈍くなり、中にはケガをしても気がつかずに「血が出ているのを見てケガに気付いた」という方もいます。また、糖尿病性腎症は腎臓の働きが悪くなり、中には人工透析が必要となる方もいます。糖尿病性網膜症は視力が悪くなり、ひどくなると目が見えなくなる方もいます。どの合併症も、細かい血管が動脈硬化を起こすことで発症すると言われています。他にも糖尿病が進むと、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞などのリスクも高まります。
 沖縄市では、年に1回の健康診査の結果、血圧・糖代謝検査・脂質検査で要指導・要医療となられた方へ、保健師・管理栄養士等による保健指導や健康づくりに関する情報提供などを行っています。ぜひ、毎年健康診査を受け、必要な方は保健指導も受けていただき、より健康な心と体づくりに役立ててください。

【市民健康課の事業のご案内】

  1. 健康診査(身長・体重・血液検査・尿検査・医師の診察)
  2. がん検診(大腸がん検診・肺がん検診・胃がん検診・子宮頸がん・乳がん検診)
  3. 保健指導(健康診査を受けていただいた方へ)
  4. 健康教室(糖尿病予防教室、ウォーキング教室、親子料理教室・男の料理教室など)
  5. 37運動(毎年3月頃に各自治会で健康イベントを開催)
  6. 市民健康相談・市民栄養相談・市民運動相談
  7. 健康講演会
  8. ヘルスサポーターの養成
 
 他にも市民の皆さまの健康づくりを応援する事業を行っています。ご依頼があれば、もあい仲間やサークル活動をされていらっしゃる皆さまへの健康講座も行っております。お気軽にお電話ください♪
 
【問合せ先】市民健康課(内線2238)