■広報 おきなわ
11月号 NO.521

津波から命を守るために

避難場所や避難行動の安全性を確認

 実践的な訓練を通して、災害時の避難経路や避難場所を検証し、防災体制の向上を図ることを目的に、9 月25日に沖縄市福祉文化プラザ児童センターと愛の泉保育園、同学童クラブが合同で、津波防災訓練を行った。
 訓練では、津波速報を受け避難行動を開始し、避難ビルへ移動するまでの時間や避難行動の安全性を確認した。
 参加した子ども達は、誘導員の指示に従い、避難ビルまでの道のりやビルの階段を、しっかりとした足取りで力強く進み、訓練を終えた。

人感センサー付ミスト機で地域貢献

沖縄市管工事協同組合・沖縄市電業会より寄贈

 暑さの続く中、見た目にも涼しく、来場者に少しでも涼を感じてもらおうと、沖縄市管工事協同組合( 饒波正司理事長) と沖縄市電業会(長嶺禎会長)から、沖縄こどもの国へ人感センサー付ミスト機が贈られ、9月20日に寄贈式が行われた。
 カバ舎とクマ舎近くに設置され、人が通るとセンサーが感知し、心地よいミストが出てくる。桑江市長や仲宗根水道局長は、夏場の来場者増加も期待されると、両団体の地域貢献活動へ感謝を述べた。

就職応援フェア 近隣企業が集結

ミニ合同企業説明会

 就職を希望する方と人材を求める企業とのマッチングや、市民の求職活動を支援するため、9月14日、市役所市民ホールで、ミニ合同企業説明会(沖縄市就労支援センター主催)を開催した。
 本市近隣から、医療福祉やコールセンター、施設管理・清掃、事務・接客、農業等の企業など9ヶ所がブースを設置し、求職者へのていねいな説明や面談を行った。

喜びを感じ、日々業務に励む

~就労支援事例のご紹介⑥~

 市役所1階にある就労支援センターでは、若年者・子育て世帯・高齢者と併せて、障がいを持った方の就労相談から職場定着支援も行っています。
 今回は、職場定着支援をおこなっている、県内各地に店舗を持つ大手総合スーパーの家電製品部門で勤務されている方の事例をご紹介します。

【雇用者の声】

 勤務中は、品出しの手を止めてお客様の車まで商品を運搬する事もありますが、嫌な顔一つせず快く笑顔で対応しています。スタッフ間のコミュニケーションも上手く取れています。勤務10年を超え、このまま元気に70歳の定年まで頑張ってほしいです。本人が戦力になり、頑張っていることから、今後も障がいをもった方の雇用に積極的に取り組んでいきたいです。

【本人の声】

 最近では、お客様に「この商品はどこにありますか?」と聞かれても、すぐに案内できるようになりました。今後は電化製品の専門的な事をもっと勉強し、尋ねられたときにお答えできるようになりたいです。毎日企業理念の「善の発想」を朝礼で確認し合い「お客様の喜びを自らの喜びとする」事を意識して仕事をしています。いい職場に勤務できて感謝しています。成長し独立しようとしている息子を見守りながら、今後も仕事を頑張っていきたいと思います。
 

●沖縄市就労支援センター TEL 098-934-3837