すてきな仲間達 67

ジャンルを問わず
幅広い音楽で楽しもう

・混声合唱団フォレスト・


▲森山先生の指導の下、練習に励むメンバーたち

 仲間と集まって交流を持つ楽しみや大声を出してストレス解消、サークルに入るきっかけは様々。しかし、毎週水曜日の練習日が待ち遠しいのはみなさん共通の思いのようです。
 今回紹介するサークルは「混声合唱団フォレスト」(上原正高団長)のみなさんだ。メンバーは男性十二人、女性二十人の三十二人構成、平均年齢六十五歳と歌を愛する同志たちが毎週水曜日の午後八時から、南桃原公民館で日々、歌のレッスンに励んでいる。
 同サークルは、今年の三月に沖縄市内の中学校を定年退職された森山政和先生が地域に貢献したいという思いから、自治会の呼びかけもあり今年の五月に結成。「民謡や唱歌、季節に合った歌、フォークソングなど、ジャンルを問わず幅広い音楽を歌っています」と話す森山先生。発声練習を終えてから初めて挑むフレーズの一つ一つの音を確認して、それぞれのパートで歌いだします。最初はバラバラだった音も、先生に指導を受けながら二度歌い、三度歌っているうちに、だんだんと素敵なハーモニーを奏ではじめた。きれいにハモった時は、歌うことの、そのたまらない楽しさを再確認するそんな一瞬ですと話す。
 活動は「結成したばかりなので、最初は自治会の新年会や敬老会で歌いました。それと第五週目の水曜日がある日は、みんなでカラオケに行って度胸試しに歌います」と話す上原団長。また、メンバーは「毎週、歌うのが楽しみ大きな声で歌えばストレスも解消できますよ」「音痴なのでみんなで歌えば怖くないです」と話しメンバーの笑いを誘った。真剣に歌に取り組みながらも、不意に聞こえる間違った音に、楽しい笑いが漏れるなど和気あいあいとした楽しい練習風景。歌を愛する気持ちが充分に伝わってきた。
 今後の目標はと聞くと「年に一回は、発表会を開催したい。また、夢は大きく将来は市民会館大ホールで開催」と話す森山先生。何事にも継続が大切。無理することなく楽しみながら気軽に参加できるサークルにしたい。と笑みを浮かべながら、今後の目標と意気込みを語った。


▲毎週水曜日、南桃原公民館で活動している
「混声合唱団フォレスト」のみなさん

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職人のWAZA Vol.42


事業所名:フジタカクリエイション
代表者:高里豊吉

住所:沖縄市与儀377-1
連絡先:098-982-2323
ホームページ:
http://www.kukuru-okinawa.com
http://tingara.jp

 沖縄市与儀に位置する、アパレル製品製造卸販売店「フジタカクリエイション」。
 主にかりゆしウェアを製作しており、生地の処理工程における試行錯誤の苦労があったが、県内初、生地のデザインやプリント、縫製などの各工程を自社工場で完結する生産体制を築いた。
  自社ブランド「Kukuru」のかりゆしウェアは、華やかな雰囲気からシックなものまで、オリジナリティーを重視したデザインとなっており、年齢問わず手にとれるようなものばかり。最新プリントシステムを導入しており、最大約五百万色の表現が可能で、お客様からの声に忠実に再現できることが人気を呼んでいる。
 これからは県内での認知度を更に高めたいと話しており、先月十月には、那覇OPAの店舗「KARAHAI(からはーい)」もオープンし「進化し続けるかりゆしウェア」をテーマに県外だけでなく、海外への展開を予定している。

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