20周年記念協働事業

技の伝承フェスティバル

伝統技術の伝承を確認 達人らの技を披露

市技能講師連盟が二十周年

 市技能講師連盟(安慶名達也会長)の二十周年記念協働事業「技の伝承フェスティバル」が十月十一日、市民会館中ホールで開催された。
 多くの観客が訪れたフェスティバルは、技の演舞や技の伝承ワークショップ、子どもたちによるウミガメ救済のためのリサイクルフリーマーケットなどが展開された。
 安慶名会長は「少子高齢化が進む中、伝統的な技術や技能が消えつつあり、技術の伝承に困難を生じている。貴重な伝統技術に挑戦する人材や場が増えるよう仕掛けづくりを考えたい」と話した。
 舞台では、琉球舞踊や日本舞踊、ハワイアンフラ、八重瀬漫才、唄、三線など達人らの技が繰り広げられ、観客は身を乗り出し見入っていた。


▲多彩なプログラムが展開された記念式典

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東門市長らが訪問

益々お元気で、晴々しい笑顔をいつまでも

敬老の日新百歳長寿者慶祝訪問

 「みんなで築こう活力ある長寿社会」の県老人週間標語の下、九月二十一日の敬老の日、市では新百歳を迎える長寿宅を訪問し祝福する百歳長寿者慶祝訪問を行った。訪問は社会に尽くしてきた老人を敬愛するとともに市の誇りとして感謝し、祝うことを目的としている。
 この日は東門市長、喜友名市議会議長、仲里全輝副知事ら関係者が新百歳の玉元カマドさんの家を訪問、祝状記念品を贈り長寿を祝った。
 カマドさんは耳が少し遠いが健康状態は良く「みなさんのご祝福有難うございます」と話し、市長らを笑顔で出迎えた。今年度の市内の百歳以上の方々は七十七人で昨年より六人増えている。


▲東門市長を交え家族みんなで記念撮影

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まちの活性化へ一役

音楽のまちを市内外へ広くアピール

ミュージックタウン・インフォメーションチーム結成

 音楽のまちの拠点施設、ミュージックタウンで九月三十日、「ミュージックタウン・オキナワシティー・インフォメーションチーム」の結成・お披露目式が行われた。
 音楽によるまちづくりを進める市が、ふるさと雇用再生特別交付金を活用しミュージックウェーブに運営を委託。音楽関連事業の情報収集、テレビ、雑誌等メディアミックスによる総合的な広報活動の外、市内外の路上パフォーマンスで「音楽のまち沖縄市」を県内外に発信、広くアピールしていく。この日は二十代の男女五人がドラム演奏、ダンス、BMXなどを披露、市の活性化へ向け動き出す。ていきたい」と抱負を語った。


▲BMXでパフォーマンスを披露する
ミュージックインフォのメンバー

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第2回

水辺の祭り、大勢の人でにぎわう
越来城下まつり

 「越来城下まつり」が九月二十日水辺プラザで開かれ、地域住民らが大勢参加して心地よい水辺でのまつりを楽しんだ。このまつりは昨年完成した水辺プラザを地域交流の拠点にしようと、比謝川流域の八自治会(越来・城前・照屋・安慶田・室川・住吉・嘉間良・八重島)が主催で開催しており今年で二回目。
 今回のまつりでは各自治会の老人会やこども会がステージで歌や踊りを披露した他、夕方からは青年会六団体が勇壮なエイサーを舞い、訪れた人々の目を釘づけにした。


▲越来青年会のエイサー演舞


▲国王・尚泰久と王女・百十踏揚も
舞台に登場、会場を沸かせた


▲安慶田青年会のエイサー演舞


▲川沿いには屋台テントも。思い思いに祭りを
楽しむ人々。

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やっぱりゾウさんは強いゾウ!
沖縄こどもの国大運動会

こどもたちがゾウとの綱引きにチャレンジ

 十月十二日の体育の日にちなみ、こどもの国でも動物と一緒に楽しく体を動かそうと「こどもの国大運動会」が開催された。こどもたちが一番楽しみにしていたのがゾウとの綱引き。最初は人間二人対ゾウで試合をしたがもちろんゾウの圧勝。続いて五人、十人とどんどん人数を増やし、最後は三十二人で戦い、ようやくこどもたちが勝利した。綱を通して感じたゾウの力強さにこどもたちは口々に「強かった」「重かった」「楽しかった」と感想をもらしていた。
 この日は他にも、エミューの卵転がしレースやクジャクの羽投げなど動物にちなんだ競技が行われ、こどもたちは歓声をあげながら楽しげに体を動かしていた。


▲32人で挑戦してようやくゾウさんに勝つことができました

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沖縄市民平和の日特別賛同企画

「青い眼の人形平和コンサート」を公演

童謡をとおして平和へのメッセージ

 平和友好の証として昭和初期に米国から贈られた「青い眼の人形」二体を、童謡を研究する伊良皆善子さんが長野県の小学校から借り受け、人形に託された平和のメッセージや物語を語る「青い眼の人形平和コンサート」(プロジェクトZenko企画主催)が九月十九日、市民小劇場あしびなーで開かれた。
 同コンサートは、沖縄市民平和の日特別賛同企画として行われ、文部省唱歌など十数曲を歌と語りで披露し訪れた観客を楽しませた。伊良皆さんは「童謡や唱歌には、日本の古き良き時代の風景が残っている。今の子どもたちにも歌ってほしい」と話していた。


▲二体の人形を前に唱歌や童謡をとおして
平和へのメッセージを贈る伊良皆善子さん

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