更新日:2025年3月11日
ここから本文です。
【目次】
< 目次と内容がリンクされておりますので、確認したい事項を選択してください。
令和6年度より、「健診」と「検診」の両方を意味する場合は「けんしん」と表記しております。
基本健診の呼び方は、年齢やご加入の健康保険によって異なりますが、検査項目は同じです。
空腹時血糖、中性脂肪の値に影響を受けやすくなるからです。血糖値は食事の影響を受けやすく、食後に高くなります。血糖値とは血液中のブドウ糖の濃度を示しています。血糖値が高くなると糖尿病が疑われ、本来は不要だったはずの追加検査が必要となってしまいます。血液中の中性脂肪も食事の影響を受けやすく、食後に高くなります。中性脂肪は、エネルギー源であるブドウ糖が不足した場合、それを補うためのエネルギー源となるものです。体内に取り込んだエネルギーが余った場合、肝臓で中性脂肪が合成され、皮下脂肪として脂肪組織に蓄えられます。中性脂肪が高いと動脈硬化が進み、脳梗塞や心筋梗塞を起こしやすくなります。正確でない中性脂肪の値がでてしまうと、本来不要だったはずの追加の検査や生活指導が必要となってしまいます。
アルコールは、糖代謝や肝機能の数値に影響を及ぼす恐れがあります。また、タバコにより血圧が上昇することがあります。
集団健診の場合は、当日の体調や次の値を目安にしております。病院で受診する場合は、各病院の基準があります。
基本健診の検査項目のひとつ、尿検査では潜血を見るため生理中は正確な検査結果をだすことが難しいです。生理日は避けて受診してください。
詳細は、令和7年度沖縄市のけんしんまたは令和7年度けんしんガイド6ページをご確認ください。
すべて採血でわかる検査です。通常より多めに血液を採取します。
腎機能検査、膵(すい)機能検査、リウマチ検査、貧血検査セットは、基本健診を受ける方のみ選択できる検査となります。
胃がんリスク検診、前立腺がん検診は、オプション検査のみ受けることもできます。
厚生労働省は、胃がん予防として50歳以上の方へ2年に1回の胃カメラ検査実施を推奨しています。(バリウム検査の場合、40歳以上の方へ年に1回を推奨)
沖縄市の胃がん検診の補助対象は、30歳以上へ胃部X線検査(バリウム)です。病院により、胃部内視鏡検査(胃カメラ)に切り替えられる場合があります。ただし、諸検査にかかる追加料金等が発生することがあります。また、一部受診券が使用できない病院があります。料金等については、病院へお問い合わせください。
水であれば、100ml以下(コップ半杯程度)なら、2時間あければ検査は可能です。
水以外の場合、当日の検査はできません。改めて別日程でご受診ください。
一口でも飲み込んでしまった場合、当日の検査はできません。改めて別日程でご受診ください。
ピロリ菌の感染が判明している場合、バリウム検査は対象外となります。ピロリ菌の状態を確認するためには、病院でより詳細にわかる検査(呼気や便による検査、胃カメラ等)を受ける必要があります。
厚生労働省は、肺がん予防として40歳以上の方へ年に1回の胸部X線検査実施を推奨しています。
沖縄市の肺がん検診の補助対象は、30歳以上へ胸部X線検査です。
胸部レントゲン検査を受けた方で、問診により喫煙指数(1日の喫煙本数×年数)が600以上の方が対象となる検査です。
集団健診では検診バス内で検査を行っています。撮影時に介助者は同席できないため、受診者本人がバスの階段昇降や撮影時に自立できることが求められます。難しい場合は、病院での受診をご検討ください。
厚生労働省は、大腸がん予防として40歳以上の方へ年に1回の検便検査実施を推奨しています。
沖縄市の大腸がん検診の補助対象は、30歳以上へ便潜血検査(2日分)です。
正確な検査を実施するために2回分の提出が望ましいですが、どうしても難しい場合は1回分の提出も可能です。
注意:1本でご提出する際は、使用していない分の容器は提出せず、ご自身で破棄してください。
検便検査はヘモグロビンにのみ反応するため、軟膏の成分は検査に影響しません。ただし、便の表面についた軟膏部分のみ採取してしまう可能性があるため、採取の際はご注意ください。また、出血が続いている場合、痔の出血か腸からの出血からかの判断が難しくなり、要精密検査へ案内の可能性が高くなります。
病院へお問い合わせください。
キット受渡しは1年に1回です。紛失や使用のため、キットが使用できなくなった際は、集団健診会場にて495円で購入することができます。
厚生労働省は、子宮頸がん予防として20歳以上の方へ2年に1回の子宮頸部の細胞診実施を推奨しています。
沖縄市の子宮頸がん検診の補助対象は、20歳以上の女性へ(2年に1回)の子宮頸部細胞診です。
注意:子宮体がんは対象ではありません。
腟専用の細長い棒状の形をしたプローブ(探触子)と呼ばれるセンサーを腟内に挿入する際に痛みや不快感を感じる人もいるようです。
厚生労働省は、乳がん予防として40歳以上の方へ2年に1回の乳房X線検査(マンモグラフィ)実施を推奨しています。
沖縄市の乳がん検診の補助対象は、40歳以上の女性へ(2年に1回)のマンモグラフィ検査または乳房超音波検査です。
マンモグラフィ検査で痛みを感じやすいのは、乳腺が多い方(20~30代)で、乳房の大小はあまり関係がないと言われています。
妊娠中・授乳中の方、豊胸術実施者・シリコン挿入者、ペースメーカー装着者、V-Pシャント挿入者・過去に超音波の適正と判断されたことのある者、など
沖縄市では健康増進法第19条の2に基づき、骨粗しょう症予防として18歳以上の女性へ年1回の骨量測定実施しています。
注意:集団健診でのみ実施
手首(基本は左)で計測するため、両手首骨折の既往歴がなければ受けることができます。骨折後の新しい骨は密度が増しているため、正しい検査結果が得られません。
リウマチの骨変形の度合いによっては正確な数値(評価)ができなくなる恐れがあります。
沖縄市では、補助の対象は女性のみとなっております。骨粗しょう症は特に女性に多い病気で、患者さんの80%以上が女性といわれています。受診を希望する場合、予約時にご相談ください。
下の表が目安となりますが、予約時に病院へご確認ください。
検尿 | 検便 | 肺がん | バリウム | 胃カメラ | 子宮頸がん | 乳がん | 骨粗しょう症 | |
妊娠中(疑いを含む) | × | × | × | × | × | |||
授乳中 | 注意1 | × | × | |||||
生理中 | × | × | × | 注意2 |
注意1:授乳中のお母さんがバリウム検査後の下剤を服用することで、ごくまれに赤ちゃんが下痢を起こすことがあります。
注意2:乳房のはりにより痛みを感じたり、検査・判断が難しくなる場合があります。
乳がん検診は、症状がある場合を除き、卒乳・断乳後6か月を経過してから受けることをお勧めします。
女性医師の在籍状況の確認はとっておりません。ご自身でお問い合わせください。
女性医師が診察を行うかは未定です。出勤する場合でも、指名はできません。
受診した病院へお問い合わせください。
中部地区医師会検診センターへご連絡ください。
健康企画課結果処理係☎098-979-7062
注意:受取りの際は、本人確認のための身分証明書および再発行手数料1,100円がかかります。
個人情報の関係上、集団健診にて診察を行う医師の情報を教えることはできません。
基本健診を2日以上に分割して受診することはできません。ただし、胃がん検診のみ後日など、けんしん項目ごとであれば分割して受けることはできます。
病院でのみ実施、集団健診でのみ実施するけんしんがありますが、どちらを先に受診されても問題ありません。ただし、年度内に同じけんしんを重複して受診した場合、2回目以降は全額自己負担となりますのでご注意ください。
1度受けると受診券は回収されます。
受けたけんしんの欄に受診日と実施機関名が記載されます。ひとつでも受けていないけんしん項目がある場合は、受診券が返却されます(すべてのけんしんを受診した場合は回収されます)。
上記にお探しの内容がない場合は、市民健康課までお問い合わせください。
関連リンク
お問い合わせ