こどもたちが安心して生活できる社会へ

沖縄市社会福祉大会

 地域住民、関係機関団体が連携、協力し合いながら、すべてのこどもたちが安心して生活できる豊かな社会の実現をめざすことを目的として第31回沖縄市社会福祉大会(沖縄市社会福祉協議会主催)が12月3日に沖縄市民小劇場あしびなーで開催された。大会では、市の社会福祉事業のために功労された個人や団体を称え表彰が行われた。その後、譜久山揚利子(ふくやまよりこ)氏による口の健康体操「パタカラ」、山内優子(ゆうこ)氏を講師に招いての講演会「子どもの貧困と世代間連鎖について」が行われ、出席者は、こどもたちの貧困の実態や今後の課題などについて学んだ。

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社会福祉事業に功労のあった方々へ表彰状・感謝状が贈られた

市民らが食料をおすそ分け

391kgの善意が集まる

 市社会福祉センターで11月20日に「ひとり一品運動贈呈式」が行われ、市社会福祉協議会(名嘉隆一会長)よりフードバンクセカンドハーベスト沖縄(奥平智子代表)へ391kgの食料が贈呈された。
 贈呈された食料は市社会福祉協議会が取り組んでいる「ひとり一品運動」で集まったもので、市内自治会の協力を得て、地域住民にお中元のおすそ分けを呼びかけたところ、17自治会、1職域、12の個人から食料が寄せられた。贈呈された食料は、セカンドハーベスト沖縄より県内の困窮世帯に配布される。奥平代表は「毎年、たくさんの食料を寄付してもらい助かっている」とお礼を述べた。

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ひとり一品運動で集まった391kgの食料

被災体験から災害への備えを考える

災害時要援護者避難支援事業講演会

 住民一人ひとりが助け合い、誰もが安心して暮らしていけるように地域の防災力の向上を図ろうと、12月3日に市産業交流センターで講演会「災害に強いまちづくり〜阪神淡路大震災の経験から〜」が開催された。
 講師を務めたのは阪神・淡路大震災の被災経験を持つ稲垣暁(いながきさとる)氏で、自身の体験を交えながら「大災害が起きるとどうなるか」、「自宅から脱出できるか」、「避難するこができるか」の3つの要点で講演し、各自が日頃から災害に備え、地域や学校と連携した体制をつくることが重要だと語った。市の東部地域については、避難の妨げになるものを具体的に説明し、地域住民で対策や避難方法を話し合う必要があると助言した。

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講演では実体験をもとに災害時に対する備えについて語られた

暴力団の存在を許さない

市・県民大会で決意新たに

 公益財団法人暴力団追放沖縄県民会議と沖縄県警察、沖縄市は11月20日、沖縄市民会館を会場に「第23回暴力団追放沖縄県民大会」と「暴力団壊滅沖縄市民総決起大会」を同時開催した。
 大会は県民が一同に集い、暴力団壊滅に向けた活動に取り組む決意と連携を強め、県民の暴力団壊滅に向けた意識の高揚を図ることを目的に開催されたもので、大会では暴力団のない安全安心で住みよい沖縄県の実現に向けた大会宣言や、暴力団の追放に貢献した個人・団体の表彰、平成26年度暴力団追放運動用ポスター・標語の沖縄県入選者表彰などが行われた。

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県民が一丸となって暴力団の壊滅に向けた機運を高めた

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