市文化祭開催 入魂の作品が並ぶ

体験コーナーなども設けられる

 市体育館を会場に12月5日から7日の日程で「2014年(第37回)沖縄市文化祭ー未来への創造 躍進する文化ー」の展示発表が行われた。
 今年の文化祭は「沖縄市・豊中市兄弟都市締結40周年記念展」と銘打ち、豊中市美術協会の作品も展示された。
 会場には絵画や写真、書道、華道、盆栽、フラワーアレンジメント、陶芸、木工など数多くの作品が展示され、来場者は各作品の前で足を止め、見入っていた。また、各展示コーナーでは体験教室なども開かれ、市民が芸術文化にふれる機会を設けた。同文化祭は市民に芸術文化を奨励すると共に、芸術鑑賞の機会を提供し、郷土文化の向上と発展を図ることを目的に開催されている。

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茶道部はお茶を点て、来場者にふるまった

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兄弟都市の豊中市からも作品が出展された

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迫力のある書道作品

学ぼう! 遊ぼう! やってみよう!

第21回 生涯学習フェスティバル

 学ぼう!遊ぼう!やってみよう!をテーマに第21回沖縄市生涯学習フェスティバル2014が12月14日、沖縄市体育館、多目的運動場、武道館を会場に開催された。
 体育館内のステージでは、社交ダンスや太極拳など中央公民館で活動しているサークルを中心に舞台発表が行われ、体験コーナーでは、押し花や竹とんぼ作りなど様々な手作り体験があり、参加したこども達を楽しませた。また、多目的運動場では、ニュースポーツ体験コーナーが設けられ、多くの家族連れがゲームにチャレンジした。

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昔ながらの竹とんぼ作り

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クリスマスリース作りにチャレンジ

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ステージでは様々な舞台発表が行われた

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うまく打てたかな

コラム 沖縄市

沖縄市名誉市民 中村 哲二郎

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 今回は平成26年10月6日に沖縄市名誉市民の称号が贈られた中村哲二郎氏(故人)の功績などを紹介します。
 中村氏は昭和7年から20年間に渡り、地域農業の振興と技術改善、指導に尽力され、昭和29年には美里村助役に就任し、昭和34年からの7年間は中頭巡回裁判所書記官を務めました。昭和41年に美里村長に当選し2期8年間、美里村の都市環境基盤整備や経済振興に貢献され、中でも昭和46年の米軍による毒ガス移送計画に対する村民の生命や財産を守る対応などは特筆すべきできごとです。コザ市と美里村の合併では、懇談会などを開催し村民の合意づくりに尽力され、昭和49年に誕生する沖縄市への業績は高く評価されています。
 その後、市文化財調査審議会委員や市国民健康保険運営協議会委員などを歴任され、沖縄市に多大な貢献をされた中村氏は、平成21年9月10日に逝去(享年95)されました。

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