年頭のごあいさつ

活力あふれる沖縄市へ

 新年あけましておめでとうございます。
 市民の皆さまには、希望にみちた輝かしい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 昨年は、若者をはじめとする多くの市民の皆さまのご支持、ご支援を賜り、沖縄市長に就任させていただきましたことに、深く感謝申し上げます。

 また、市制施行40周年を迎えた沖縄市におきましては、未来を見据え、果敢に時代を切り拓いた先人たちに感謝と敬意を表するとともに、本市のさらなる発展へ挑戦していく決意の年となりました。

 平和で豊かな美ら島おきなわを掲げる本県におきまして、外国客を含む入域観光客数が好調に推移するとともに、物流ハブ形成も着実に進展するなど、アジア各地との交流や交易に大きな期待が寄せられるなか、私は、市長就任以来、市民が夢と希望のもてるまちづくりに職員とともに取り組んでおります。

 県内唯一の本格的な動物園「沖縄こどもの国」を全国的にもユニークな施設へと整備拡充、内外から老若男女が集い本市のランドマークとなる多目的アリーナや大規模な雇用の創出をめざすサーキット場の整備等への取り組みが始動しております。滞在型観光を担う東部海浜開発事業につきましては、人工島から花火を打ち上げ、事業展開を周知するとともに、東部まつりとの連携により地域の活性化につなげております。

 新たに創出する観光資源と潜在的な地域資源との相乗効果で、市全域がテーマパークのような活力の創出をめざしています。

 また、長寿県沖縄をとりもどせるよう、市民の健康づくりを支援するとともに、安心して子育てや仕事ができる環境づくりに向け、待機児童の解消、こども医療費の助成拡充、給食費の軽減などに取り組んでおります。

 本年は、凄惨な沖縄戦の終結から70年、平和と安全・安心、自立した発展を願うとともに、平和行政を推進してまいります。戦後、人々に愛され親しまれ、沖縄を代表する夏の風物詩へと発展してきた「沖縄全島エイサーまつり」が、60回の節目を迎えるにあたり、地域の文化力を存分に発揮できるよう取り組んでまいります。

 私は、中部の要として、「活力あふれる沖縄市」の実現に全力を傾注してまいりますので、市民の皆さまには、より一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げるとともに、本年も皆さまのご健勝とご多幸を心より祈念申し上げ、年頭のご挨拶といたします。

平成27年 元旦

沖縄市長 桑江 朝千夫


輝く未来へ

 新年あけましておめでとうございます。
 平成27年の年頭にあたり、沖縄市議会を代表し謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 市民の皆様におかれましては、輝かしい新春を健やかにお迎えのことと心からお慶び申し上げますとともに、日頃より、市議会に対する暖かいご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

 昭和49年に基地の門前町として発展を遂げたコザ市と中城湾を臨む緑豊かな美里村の合併により、県下第2の都市として誕生した本市は、昨年、市制施行40周年という大きな節目を迎えました。

 また、韓国にて開催されましたアジアパラリンピック大会において、本市出身の上与那原寛和選手がその実力を遺憾なく発揮され、金、銀メダルを獲得し、市民に大きな勇気と感動を与えてくれました。さらに、以前から整備が進められておりました、待望の新沖縄市野球場コザしんきんスタジアムの落成や、本市に所在する沖縄県立美里工業高等学校が春の選抜高等学校野球大会に初出場をはたし、県民、市民を大いに沸かせてくれるなど、スポーツコンベンションシティを標榜する本市にとりましてうれしいニュースが続く年となりました。

 私共、沖縄市議会におきましては、昨年9月に執行されました沖縄市議会議員選挙において、市民の皆様方から付託を受けました30名を議会に送り出していただきました。改めて沖縄市民の代表として、その責任の重さを感じているところであり、身の引き締まる思いであります。

 我が国の景気は概ね緩やかな回復基調にあると言われるものの、景気回復が確かなものとなるまでは予断を許さない状況の中、迎えた本年、私ども沖縄市議会といたしましても決意を新たに、さらなる議会改革・議会活性化に取り組むとともに、市民の皆様が安心してくらせるまちづくりの礎を築くため、行政と共に地域と連携しながら議会一丸となって鋭意努力して参る所存であり、市民の皆様におかれましては、なお一層のご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 結びに、この1年が市民の皆様にとりまして、素晴らしい年となりますよう、あわせて、益々の御活躍とご健勝を心よりご祈念申し上げ、年頭のごあいさつといたします。

平成27年 元旦

沖縄市議会議長 普久原 朝健

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