すてきな仲間達 129

東星吟詠会(あかりぎんえいかい)

高みを目指し日々研鑽

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東星吟詠会のメンバー

 今回は市立中央公民館で詩吟(しぎん)の勉強と練習に励んでいる『東星吟詠会(あかりぎんえいかい)』(新屋信子代表)を紹介する。
 詩吟とは、有名な漢詩や和歌に独特の節をつけて吟じる(歌う)日本の伝統芸能で、東星吟詠会では漢詩を中心に和歌や琉歌などを吟じている。東星吟詠会は、沖縄文化健康センター(ペアーレ沖縄・タピック)の詩吟教室に通っていた新屋代表らが、詩吟をもっと深く知りたいとの思いから、市立中央公民館の一室を借用して勉強していたところ、同館の館長からサークルの立ち上げを勧められ、昨年四月に結成した。
 詩吟は、一言一句の発音やアクセント、間(ま)、抑揚(よくよう)など、細部に渡って注意を払う必要があり奥の深い伝統芸能だ。詩吟には一人で吟じる独吟(どくぎん)と複数の人数で吟じる合吟(ごうぎん)があり、独吟は詩の内容を作者の気持ちになって吟じつつ、自分の個性を生かすことができてはじめて一人前で、合吟は吟じる者同士が気持ちを合わせ、感動を共有しなければ良い吟ができないそうだ。新屋代表をはじめ、東星吟詠会メンバーは練習熱心で、毎回二時間の練習時間は、あっという間に過ぎると話す。新屋代表は「詩吟は初心者から熟練者まで、一緒になって練習できるのがいいところで、偉人に代わって表現する喜びを味わう事ができる」と語る。東星吟詠会の会計で、メンバーの世話役でもある知念さんは「詩吟は初心者にはとっつきにくいところがあるかもしれないが、一度やるとやめられない」と話す。年を取るにつれ声帯は硬くなるが、詩吟の発声練習をすることで柔らかくなり、音域が広がる。歌も上手く歌えるようになることから詩吟を始める人もいるそうだ。また、腹の底からおもいきり声を出すことでストレス解消ができ、健康にも良いと言われている。新屋代表は師範で指導する立場だが「メンバーに教わることも多く、東星吟詠会は仲間と一緒に勉強する場だと思っている。練習場所があり、信頼できる仲間と研鑽(けんさん)できることに感謝している」と話す。新屋代表は詩吟を広めたいと考えており、東星吟詠会のメンバーを募集している。詩吟に挑戦してみたいという方は同会を訪ねてみてはどうだろうか。

●東星吟詠会への入会を希望する方は、活動日に市立中央公民館にお越し下さい。見学や体験もできます。

対象/どなたでも
活動日/毎週土曜日 午後2時〜4時
活動場所/沖縄市立中央公民館 地下1階 第二小会議室

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東星吟詠会の合吟の様子

KOZA CHOICE!(コザチョイス) vol.7

 今回の【KOZA CHOICE!(コザチョイス)】は、ステンドグラスアトリエ温・ぬくりよーshop & schoolの「ステンドグラスのペンダントライト」をご紹介します。
 温・ぬくりよーは、平成23年、一番街にオープン。「生活の中で使えるもの」をコンセプトに、窓枠や照明、ネックレス、名刺入れ、ステンドグラスを使った工芸品の数々を展示・販売しています。
 「ステンドグラスのペンダントライト」は数種類の色ガラスを組み合わせて生み出される温かい光が特徴で、生活や自然の中から着想を得て制作しています。
 温・ぬくりよーではステンドグラス教室や体験レッスンを行っており、体験者一人一人がオリジナル作品を生み出せるように、作りたいもののイメージを確認しながら一緒に制作していくそうです。作る人や光によって様々な表情を見せるステンドグラスを暮らしの中に取り入れ、ご家庭の壁や床に映り込む光に、アートを感じてリラックスしてはいかがでしょうか。
 ステンドグラス作りを体験したい方は温・ぬくりよーまでお問い合わせ下さい。

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商品名:ステンドグラスのペンダントライト
事業所名:ステンドグラスアトリエ 温・ぬくりよー shop & school
職種:アトリエ&SHOP
理事長:深瀬 愛子

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住所:沖縄市中央1-18-1 1階
営業時間:午前11時〜午後6時
定休日:金・日曜日
お問合せ:090-5027-3058

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